医師は一般的な職業に比べて収入が良いとされていますが、その反面、休日をはじめとして時間的余裕がないため、収入が良くても使う暇がない点で不満を感じる人も少なくありません。
そのような不満から、資産運用を始めたいと考えている医師も増えてきているようです。
しかし、資産運用で注意すべき話やその方法が分からないという人も多いのではないでしょうか。
ここでは、資産運用で注意すべきポイントをご紹介します。
信用できない相手からの投資案件は要注意
まず、資産運用するための投資案件のほとんどは人からの紹介話になります。
その話を聞いてみて、メリットを感じたタイミングで資産運用を始めるという形になりますが、医師の様な高所得者が資産運用を始めようとすると、大きな金額が動くケースが多く、投資案件が詐欺であった場合には目も当てられません。
そのため、まずは投資案件を持ってきた人が信用できるかどうかがポイントになります。
もちろん、信用のある相手の投資案件で失敗する可能性もありますが、信用のない相手の投資案件を受けて詐欺に遭うより被害は深刻ではないでしょう。
原則として、本当に損をしたくないのであれば、他人からの紹介話は全て断ると良いでしょう。
それでもどうしても始めたいのであれば、どれだけメリットがあり、うまい話に聞こえたとしても、なるべく少額の投資で様子を見ることをおすすめします。
資産運用を始める前に、少しだけ勉強しておく
資産運用は医師をはじめとする社会的地位が高い人が多いものです。
高所得ではあるが、自由な時間が少ない、そんなタイプの人が多いようです。
時間がないため資産運用の基本を知らない、という場合も多いので、そのまま投資案件を受けてしまうと大きな損害を受けかねません。
そのため、投資案件を持ってくる相手の信用度も大きなポイントですが、最低限、資産運用の基礎を押さえておくことで失敗を未然に防ぐことができます。
他人に任せて投資をするのではなく、自分で調べて自分で投資先を選ぶと良いでしょう。
基礎を知っておくことで、詐欺のような案件に気付くことができたり、失敗しそうな投資案件に手を出さなくなったりなど、リスクを軽減することに繋がるでしょう。
まとめ
医師という業種は多忙を極めますが、安易に資産運用を進めると、思わぬ被害に遭う可能性があります。
資産運用を始める前に予備知識を付けたり、信用できる相手の投資案件を少しずつ受けてみたりなど、的確なリスクマネジメントが大切です。