最近、不動産投資を考える人が増えています。
中でも医師の不動産投資は、投資の目的だけでなく将来の開業地として選び貸し出すというメリットがあります。
ですが、不動産投資を始める時期でメリットにならない場合があるのをご存じでしょうか?
そこで今回は、医師が不動産投資をするタイミングについてご紹介します。
不動産投資のメリットとデメリット
医師が不動産投資をするメリットは大きくわけて3つです。
■価値の変動が緩やかなので忙しい医師でも対策しやすい。
■銀行からの融資が受けやすい。
■税金対策しやすい。
デメリットは大きくわけて下記2つです。
■売却までに時間がかかり、すぐに現金化することが難しい。
■入居率や入居者のトラブルなど、管理が難しい。
不動産投資を失敗しないためには、しっかりとしたリサーチと準備そしてタイミングが必要です。
特に開業医を目指す医師の場合は、まず開業費を確保し、クリニックの経営を安定させることが重要です。
不動産投資は、経営が安定して自分の家も購入した上で検討するのがベストのタイミングといえるでしょう。
開業前に不動産投資を始めないほうが良い理由とは?
不動産投資を開業前に始めないほうが良い理由には大きく3つあります。
■開業時に融資の審査が通らない場合がある。
■不動産投資が赤字になり経営を圧迫する恐れがある。
■税金対策にならない場合がある。
例えば、不動産投資目的で購入した物件の入居率が悪い、魅力的な条件ではないなどの理由で家賃収入が思うように得られない場合は、赤字になる可能性があります。
一括現金で購入した場合なら問題ないですが、特に借入金がある場合は、手元に残る金額が減るため経営を圧迫する恐れがある、さらに融資の審査が通らない場合もあるので注意が必要です。
また、収入1,500万円程度ならば税金対策の効果も低いといいます。
不動産投資は、経営が安定してから検討する。
不動産投資は、開業して経営が安定してきたら将来を見据えて行うのがよいかもしれません。
なぜならば、開業前に不動産投資をした場合、固定資産の一部と認識されて開業費にはならないからです。
また、不動産投資は、すぐに現金化できません。
たとえば、開業して運営資金が安定せず、すぐに現金が欲しい場合に期待できないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、不動産投資についてご紹介しました。
開業前の不動産投資は、リスクを伴います。
慎重に検討しましょう。