医師といえば言わずと知れた高収入の職業ですが、収入が増すにつれて税金も高くなるため、世間から羨望されるほどのリッチな生活ができるわけではありません。
多くの医師が本業の勤務のほかにも副業で収入を得ているのが現実です。
ここでは、医師におすすめの副業とおすすめできない副業をピックアップしていきましょう。
医師にもおすすめの副業は?
医師におすすめの副業は、なんといっても非常勤医師です。
本業のスキルがそのまま活かせるのですから、副業としてはもっともおすすめでしょう。
毎週〇曜日、週末土日のみなどの定期非常勤なら、安定した副収入が期待できます。
また、健診などのスポット非常勤なら、半日や1日単位でまとまった副収入が得られるうえに負担も軽いので特におすすめです。
通常、副業といえば本業の業種・業態とは違ったものを選ぶものですが、医師は本業のスキルを活かすことで破格の収入が得られる数少ない職業です。
非常勤・スポットの情報はインターネットの医療求人サイトなどで収集できるので、ぜひ活用してみましょう。
不動産・株・FX・アフィリエイト…人気の副業は医師には難しい?
副業といえば古くから一番人気なのが不動産。
投資用の賃貸マンション物件を経営して大きな副収入を得ていたドクターの話なども昔はよく耳にしていたものですが、実は不動産はあまりおすすめできません。
特に賃貸マンションの経営は、とても「不労所得」などとはいえないほどに忙しいため経験者でなければ避けるべきでしょう。
株やFXといった投資商品も副業としては非常に人気が高く、リスクはありながらハイリターンが狙えます。
ただし、常に市場の動向に目を向けていないといけないので、忙しい医師には難しい副業です。
アフィリエイトなどのサイト運営は、ひと昔前は医師が監修しているというアドバンテージがあれば収益化が狙えていたので副業としては人気でした。
現在はGoogleのアップデートによって病院の公式サイトなどにしか権威性が認められず、たとえ医師本人が運営していても検索上位で表示されなくなりました。
手間がかかるうえに収益を見込めないので。ネット関連の副業もおすすめできません。
世の中でおすすめされている副業は医師に不向きなものが多い反面、医師にしかできない副業は高収入が望めるので「医師である」ことを活かした副業で稼ぐことをおすすめします。