医師という職業は何かとストレスの溜まるものです。
突然仕事に戻らなければいけなくなったり、患者の苦しむ姿を毎日目にしたり、夜遅くまで仕事をしなければいけなかったり……。
大変な職業ですから、ストレスをうまく発散することは非常に重要です。
ところで、名医と呼ばれる人たちはどのような趣味でストレスを発散しているのでしょうか?
今回は名医たちの趣味に迫ります!
①天皇陛下の手術も担当した名医の趣味
名外科医と称される、順天堂大学病院の天野篤先生。
2012年には、今上天皇の狭心症冠動脈バイパス手術を執刀したことでも知られています。
心臓外科医として天野先生は年間500件もの手術を行い、これまでに執刀医として6,000件以上、指導医として10,000件以上の臨床経験を持つ日本有数の名医です。
そんな天野先生の趣味はゴルフだそうです。
ときには手術をした患者とゴルフをして回復具合を見ることもあるのだとか。
広いゴルフ場でのびのびと球を打つことでストレスを発散しているのでしょう。
②「神の手」と呼ばれた男の趣味
「神の手」をもつといわれる上山博康先生。
脳血管に関わる手術においては日本一の技術をもっています。
脳血管手術や脳動脈瘤クリッピング術に関しては、日本国内に上山先生に並ぶ技術の医師はいないといわれているほどの名医です。
上山先生の趣味は「絵を描くこと」だそうです。
子供の頃から絵が得意で、高校時代には画家を目指せと言われたことも。
現在ではその腕を生かし、医学書のイラストなんかもお書きになっています。
③大腸がん治療の権威である男の趣味
昭和大学横浜市北部病院消化器センター長である工藤進英先生。
「幻のがん」と当時言われていた陥凹型大腸がんを世界で初めて発見しました。
ベテランの医師でも30分はかかるという大腸内視鏡検査を5分で完了させることでも有名で、「内視鏡ゴットハンド」と呼ばれています。
工藤先生の趣味は読書だそうです。
書店に立ち寄ると10冊以上買うこともざらにあるそうで、それを読んで自分の見解を交え大事なところをノートに書き留めるのが習慣だそうです。