地方でクリニックを開業する際の注意点とは?

女性の医師

都市部と違い人口密度の高くない地方で開業するのには、やはり都会とはちがう注意する点がいくつかあります。

その注意点について見ていきたいと思います。

 

地方で開業するメリット

医療スタッフ

地方で開業することで受けられるメリットは、何よりも都市部よりも経費が削減できることでしょう。

例えば、人件費が都市部に比べると安く済みます

看護婦さんの時給は都市部では高いのが当たり前になっていますが、地方ではそんなに高くなくても看護婦さんを雇えるので助かります。

また、クリニックを開く場所を確保する賃料も都会からすると破格に安いです。

都会だと50万円位してしまうものが、10分の一というケースも珍しくありません。

その一方で、診療報酬は都市部でも地方でも全く一定ですので、同じ内容の治療を普通にすれば、収入は都市部と同じだけ入ります。

経費が格安に済めば、ひっきりなしに患者さんが訪れなくても、経営はやっていけます。

 

地方で開業するデメリット

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都市部では自分の開業する場所を円の中心として、数百メートルで患者の予測を立てれば良いと言われています。

しかし、地方では都市部と比べて人口密度が低いため、キロ単位で、それも場所によっては3キロとか広い範囲で患者数の予測を立てなければいけないので、予想以上に予測もたてにくくなります。

また当然患者さんは車を使って受診に見える場合が増えるので、広い駐車場を確保できる場所で、場合によっては駐車場代も負担しなくてはならなくなります。

 

田舎では代々ここの先生にお世話になっているという方も多く、年配の方にかかりつけ医を代わってもらうのは、相当の魅力がないと厳しいとも言え、新参者には厳しい場合もあります。

地方でも比較的若い人の多い地域をきちんと調べるなど、下調べがとても大切になります。

また、その地域に同じ診療科がない場合や、医師が不足している場所では、急患等の対応も行わないといけないこともあります。

患者も集中することが考えられる為、都市部とくらべてハードワークになりやすい傾向にあります。

 

おわりに

地方での開業は、経費が安くて済む分、多忙すぎる診療をしなくてもやっていけるという点はあります。

しかし、開業当初は患者を集めることが大変となるので、きちんと見通しを立ててから開業しないと都会以上に大変になってしまうので、充分すぎるほどの計画が必要です。

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