医師不足?今後需要が増えると思われる診療科目は?

女性の医師

医師不足が叫ばれ始めてかなりの時間が経過しましたが、地方部では深刻な医師不足が問題となっています。

様々な分野で患者は増える一方ですが、これから需要が増える診療科目は何でしょうか?

早速みていきましょう。

 

深刻化する医師不足問題

Motion blur shot of doctors and nurses in scrubs running through hospital corridor

医師不足という問題が世間で問われるようになってかなりの年月が経過しました。

国は医療体制の向上を目指して国立大学医学部の定員増、学費免除の代わりに地域勤務を義務付ける『地域枠』などの施策を導入し、ドクターの絶対数は着実に増加しているのに、医師不足という問題は一向に解消されていません。

大都市圏ではあまり実感することはありませんが、方の片田舎に行けば医師不足は深刻な現実問題とります。

少ないドクターで多数の人口を受け持つため、勤務医のドクターだけでなく院長でさえもが年次休暇さえ取得できずに当直勤務に従事している状態の病院もあるのです。

 

一方で、年間の医療費が数千万円単位で増加して国の財政を圧迫している要因の一つが「医師数の増加である」と考えられているという背景もあり、単純にドクターの絶対数を増やせば医師不足が解消できるわけではない事情も抱えています。

地域枠はやっと第一陣が医療現場の戦線に加わったばかり。

国の施策が医師不足解消に功を奏する結果となるかを見極めるには、まだまだ時間がかかりそうです。

 

今後需要が増える診療科目は?

A young doctor and an elderly patient are talking

医師不足が深刻化している中、これからドクターを目指す人、すでにドクターとして活躍しながらいつかは開業医としてクリニックを経営したいと考えている人にとっては、この先に需要が増える診療科目を見据えることは非常に重要です。

これから先、もっとも需要が増える診療科目は『一般内科』だと言われています。

65歳以上の人口が27%台を突破し、世界的にも類を見ない超高齢社会に突入した現代日本。

生活習慣病や慢性疾患に苦しむ患者がますます増加することは避けられず、一般内科の需要はさらに増え続けると予想されています。

今後は内科的な先進治療の発達も期待されており、全ての医療の基礎とも言える一般内科が日本の医療業界全体を支える力となり続けるでしょう。

精神科の需要増加も予想されます。

高齢者の増加に伴う認知症の患者数増加、ストレス社会による精神疾患の増加は社会全体が抱える問題であり、精神科もますます需要が増えることは必至です。

ほかの診療科目においても、高齢者の増加によって転倒による負傷や骨粗鬆症への対応で整形外科が、スマホやパソコンの普及による視力低下で眼科が、死因の上位を占める脳血管障害の治療が発達しているので脳神経外科が、と時代の潮流に乗って各診療科目ごとに伸びしろが予想されています。

間違いないのは「これからは、ますます医療機関が活躍する時代になる」ということでしょう。

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