医局を辞めると決意したけどタイミングがわからないという人も多いようです。
今回は、一般的にいわれている辞めるタイミングについてご紹介します。
年齢別、辞めるタイミングを知る
一般的には、医師の最初のターニングポイントは、26歳ごろといわれています。
なぜならばこの歳頃は、臨床研修を終えた時期だからです。
研修を終えて次のステップへ上がるときに医局へ残るか違う道を選ぶか初めての選択です。
次は研修を終え10年ほどした35歳〜40歳ごろです。
この年齢は、一般的に売り手市場といわれ評価も高く、働く場所も選べます。
ですから医局をやめてもキャリアアップの可能性は高いです。
また、この年齢で博士号がある、海外経験がある、大学病院に勤務しているなどいくつかの条件にあてはまらない場合は、医局を辞めるタイミングかもしれません。
なぜならば、医局に残るよりキャリアアップが可能だからです。
45歳を過ぎると収入や勤務条件などいろいろ問題が出てきます。
そのタイミングで辞めることを検討してはどうでしょうか?
45歳を過ぎてしまうと転職も条件も厳しくなります。
辞めるタイミングとしては、最後の決断かもしれません。
辞めるタイミングを逃さない!
辞めたいと思う理由はいろいろありますが、辞めるタイミングは良い方がいいですよね。
では、辞めるタイミングとは?
一般的にいわれるのが「キャリアアップを考えたとき」「収入のアップを望んだとき」「将来のライフプランを考えたとき」などです。
たとえば、35歳ごろで結婚をして家族との時間を大切にしたいと考えたときは、医局ではなく時間に余裕がある病院へ転職するのも良いかもしれません。
35歳位ならまだ良い条件で転職や開業することも可能です。
もしかしたら医局より収入もキャリアもアップが可能かもしれません。
また、老後のことを考えると退職金が気になる人もいるかもしれません。
一般的に退職金は10年以上勤務するとまとまった金額をもらえる場合があります。
理想は20〜25年ともいわれています。
定年退職が65歳の場合は、逆算すると40歳〜45歳で退職金制度や金額などある程度の情報を入れる必要があります。
このようにどんな理由でも辞めるタイミングは逃さないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、医局を辞めるタイミングについてご紹介しました。
辞めるときに一番に考えることは、家族や自分自身の将来のことです。
これらをクリアしたあとで辞めるタイミングを考えましょう。