製薬会社の社員として勤務するメディカルドクターは、新薬の開発、すでに販売している薬の安全性などを見直すなど未来の医療に携わる仕事として注目されています。
今回は、メディカルドクターの魅力についてご紹介します。
メディカルドクターは資格が必要?
製薬会社で働く医師をメディカルドクターといいますが、メディカルドクターになるにはどんな資格や条件が必要なのでしょうか?
まず、医師免許があること、臨床経験が5年以上あることが最低条件となります。
このほか専門分野での臨床経験やスキルが高いなど実務経験が重視されるともいわれています。
たとえば、大学で研究をして博士号がある人などは有利ともいわれています。
博士号を取得している医師は、研究の知識や経験、論文の書き方などがメディカルドクターの仕事と重なり即戦力としてみてもらえるようです。
また、プロジェクトリーダーとしてチームをまとめる役割もあるのでリーダーシップのスキルも必要といわれています。
メディカルドクターのメリット・デメリットとは?
メディカルドクターになるメリットは、勤務時間が決まっているので規則正しい生活が可能である、自分の専門分野で研究ができ今まで学んできた知識を未来の医療に生かすことができるなど待遇面だけでなくやりがいも多い仕事です。
デメリットは、臨床の現場から離れるので臨床経験が減り医師としての経験が少なくなります。
また、ほかの専門分野を学ぶ時間も少なくなります。
メディカルドクターの年収は?退職金はどのくらい?
メディカルドクターの年収は、一般的に1,300万円〜2,500万円といわれています。
欧米など海外では、プロジェクトリーダークラスになると3,000万円〜4,000万円くらいともいわれています。
また、企業に10年以上勤務した場合は、退職金を請求できる可能性もあります。
メディカルドクターは医師というより会社員と考えた方がわかりやすいかもしれません。
こんな人はメディカルドクターも良いのでは?
いかがでしたか?
今回は、メディカルドクターの魅力についてご紹介しました。
医師の仕事にも経営にも興味がある人や現在、経営にも携わっている人はメディカルドクターという道も良いかもしれません。
また、開業に興味があるが不安もあるという経験豊富な人は、メディカルドクターという道もあるかもしれません。