クリニックを開業するとなると、さまざまな不安や心配事が出てくるのではないでしょうか。そこで、コンサルタントを雇うべきかどうか、悩む方も多いかもしれません。
コンサルタントを雇っておけば、いざというときに安心できますし、強い味方となってくれることでしょう。
今回は、コンサルタントを雇うメリット・デメリットをお伝えいたします。
自身の状況と照らし合わせて考えてみましょう。
コンサルタントを雇うメリット
「クリニックを開業したいけれど、右も左もわからなくて不安」という方も多いはず。
そこで、医師の強い味方となるのがコンサルタントです。
コンサルタントを雇っておけば、資金や土地の管理、雇用や労務管理など、ありとあらゆる問題を解決してくれます。
これらの知識は一朝一夕で身につけるのは難しいでしょう。
しかし、コンサルタントは毎日のようにこれらの問題と付き合っており、その道のエキスパートです。
豊富な専門知識と経験があるため、クリニックの運営に関して心配事や不安な面があるのであれば、コンサルタントを雇うメリットは十分にあります。
計画通りに開業まで進みますし、申請等も代行してくれる為、ご自身も少し余裕を持つことができるでしょう。
また、開業後も日々の業務などの相談に乗ってくれるコンサルタントであれば、精神的にも安定することができるでしょう。
コンサルタントを雇うデメリット
コンサルタントを雇うデメリットとしては、”コンサルタント料”として、お金が余計にかかってしまうことだと言えます。
その分、失敗した際のリスクは大きいとも言えるでしょう。
クリニックの運営に関する事をほぼすべて任せるという場合、何百万というお金を用意しなくてはなりませんし、一つの事柄を任せるにしても10万円以上は普通にかかってしまいます。
開業するのにもお金がかかるのに、さらにコンサルタントを雇うとなれば、莫大な金額になるでしょう。
また場合により、各種取引において、紹介料や仲介料を取られることもあり、相場より高くつくこともあります。
費用が十分にあるというのであればこの点は問題ないかもしれませんが、費用がないというのであれば熟慮が必要です。
その他、コンサルタントに任せすぎて、自分の理想とかけ離れてしまう場合もあるようです。
ご自身の中で譲れない部分は何なのか等優先順位も付けておくと良いでしょう。
まとめ
コンサルタントを雇うことができれば、自身の心配事や不安な面などは解消されますし、プロに任せることができるので便利ではあります。
しかしながら、いかんせんコストがかかりすぎてしまいます。
やれるところは自分で行い、手が回らなかったり、調べてもどうしてもわからなかったりする問題はコンサルタントに任せるという手段を使うのがいいかもしれませんね。