毎年、流行する「インフルエンザ」ですが、もしも開業医がインフルエンザにかかったらどうしているのでしょうか?
今回は、インフルエンザになった際に、開業医の方がどのように対処しているか調べました。
休むことができないのが本音?!
医師だからインフルエンザにかからないとは限りません。
本来であれば、罹患してしまったら休診するべき!と皆さん理解はしています。
しかし、かかってしまったからといって休むことができるかというと難しい場合があります。
あるアンケートでは、「自分がインフルエンザにかかっても休診できない」と答える医師が20%近くいたという結果もあります。
患者さんがいるので休めない、急に休診することは難しいというのが本音ですよね。
複数の医師がいて休むことができるのが理想ですが、そもそも最小限の人数で運営している開業医の場合、患者さんのためにも休院を避ける努力をしているようです。
たとえば、最低限の業務をできる人数で行う、緊急で変わりの人をお願いする、など休院しない努力をするようです。
あるクリニックの先生は、患者さんに移さないようにとの配慮で、防護服を着て診療をしたというような事例もあるようです。
予防接種は、感染を広げないため?!
インフルエンザにかからないためにも予防接種を受けている医師はかなり多いようです。
予防接種を受けている医師の多くは、患者さんにうつさない、感染を拡大させないために受けているという理由が多いようです。
感染が拡大すると大変です。
ほとんどの医師は、予防を徹底することでインフルエンザにかからない努力をしています。
インフルエンザにかからない予防策として
医師は、体内に抗体ができているため、インフルエンザにかかりづらいともいわれていますが、家族や患者さんからうつるケースも多いようです。
ですから、日頃から予防対策を徹底している方が多かったです。
たとえば、手洗いをしっかりする。
石けんやハンドソープで指の間から手首までしっかり20秒くらい時間をかけて洗う、ルコール消毒をする。手洗いと一緒に念入りにうがいをする。
ほかにもマスクをするなど外からの感染をブロックして対策をしています。
また、体内の免疫力を強化して感染を防ぐ方法として栄養のある食事や適度な運動、質の良い睡眠を日頃から心がけている医師も多いようです。
特に勤務医と違い開業医は基本一人の医師で回している方が多いので、簡単に休めないということもある為、勤務医時代よりも自己管理が重要となりそうです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、インフルエンザの対処についてご紹介しました。
開業医は、インフルエンザにかかると自分だけでなく患者さんや従業員など多くの人に迷惑をかけることになるのでかからないように日頃から気をつけることが大切のようです。