医師は年収が高いイメージがありますが、果たして本当に労働時間との兼ね合いで考えると、果たして割に合っているのでしょうか?
他の仕事と比較検討するために、平均時給と仕事内容から考えてみます。
医師の平均時給
男性の職業別年収ランキングで見ると、1位は航空機操縦士で、約1712万円、2位が医師で約1238万円、3位が大学教授で約1090万円となっています。
その際の平均年間労働時間は、航空機操縦士が1656時間、大学教授が1872時間なのに対し、医師は2000時間を超え、2100時間になってしまっているのです。
そのため、男女計の職業別時給ランキングにすると、1位は年収ランキングと同じ航空機操縦士で10228,7円、2位は年収と入れ替わり、大学教授で5735,5円、3位が医師で5529円となっています。
勤務医と開業医の時給差
上の結果から、医師は年収は確かに良くても、労働時間が長いことなどから時給換算すると1位と大差をつけられています。
特に勤務医は激務であることから、上記の平均時給よりも低く、あるデータでは約2500円~3000円前後とも言われています。
その中でも研修医等の若い世代は、2000円を切る場合もあるという結果もありました。
勤務医は全体平均が低いですが、開業医になると約4500円前後とも言われていており、約2倍近く変わってくるようです。
おわりに
医師は長時間労働になってしまうケースも多いため、平均時給にしてしまうと、思ったよりも高くないことがわかりました。
医師の働き方改革が早く実現してほしいものですね。