最近、日本も女医さんが増えているイメージがありませんか?
活躍する女医さんが増えている中で、気になるのが世界との比較です。
そこで今回は、世界でも女医率が高い国と日本の順位についてご紹介します。
女医の比率が一番多い国とは?
女医の比率が世界で一番高い国はバルト三国のラトビア、エストニア、リトアニアといわれています。
このほかOECDのデータによるとフィンランドが57%、オランダやスペインは50%、ドイツやフランスが45%近くいる中で日本は20%だそうです。
この数字は、OECD加盟国の中で最下位を示します。
最近、日本でも女医が増えているイメージがありますが、世界に比べるとまだまだ低いことがわかります。
ちなみに、アメリカは34%、韓国は22%と低いことがわかります。世界の中でもヨーロッパは女医率が高いということがこのデータから読み取れます。
世代別の割合
女医の比率を世代別で見てみると、34歳未満が35%弱、35歳〜44歳が30%弱、45歳〜54歳が20%弱と年齢が下がるにつれて比率が伸びています。
これは、若い世代の女医が多いことを示します。
若い女性に医師を目指す人が増えてことの表れですね。
また、日本の医師数の増加を見てみるとここ近年は1970年代と比べる医師全体は3倍に増え、中でも女医の比率は2倍に増えているという報告もあります。
その一方で35歳〜44歳で30%弱まで下がるのは、やはり働く環境問題があるのでしょうか?
結婚や出産後の仕事の両立など働き方改革は、課題かもしれません。
女医が高いのは皮膚科です!
女医の比率を診療科別で調べてみると、皮膚科、眼科、麻酔科、産婦人科、小児科が多いようです。
その一方で外科が一番低いという結果もあります。
外科のなかでも脳神経外科や整形外科の比率が特に低いようです。
まとめ
いかがでしたか?今回は、女医の比率が多い国と日本の順位についてご紹介しました。
日本も女医さんが増えているイメージはありますが世界に比べるとまだまだ少ないことがわかりますね。
日本でも女医さんがもっと活躍できるように、ここでも働き方改革は必要なのかもしれません。