世界で最も成功した禁煙キャンペーンとは!?標的はタバコ会社だった!?

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世の中はどんどん禁煙の方向に向かっていっています。

飲食店や公共施設では分煙、完全禁煙のところも増えてきました。

東京オリンピック開催に先駆けて東京でも禁煙を広めようという動きが活発になってきています。

「たばこは体に悪い」と言われ続け長い期間が経ちました。

実際に、若い人の喫煙率は昔と比べてかなり下がってきています。

日本だけでなく世界各国でも多くの禁煙キャンペーンは行われてきましたが、これまでで最も成功したといわれるキャンペーンがあります。

今回は、世界で最も成功した禁煙キャンペーンについてご紹介します!

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1.ターゲットはアメリカの中高生

世界で最も成功した禁煙キャンペーン、それはアメリカで行われた中高生向けのキャンペーンです。

アメリカ人は日本人よりも喫煙開始年齢が若い状況にあります。

中高生が早くからタバコを吸って将来の健康被害に合うのを防ぐため、アメリカのCDCという機関がキャンペーンを行いました。

普通、たばこのネガティブキャンペーンをするときは「たばこは健康に悪いですよ!」というと思います。

しかし、若者は何かと反抗したいものなのでそのようなキャンペーンはあまり効果がありませんでした。

そこで、公衆衛生が専門の学者の意見を聞いて、ネガティブキャンペーンの矛先を「たばこ」ではなく「たばこ会社」に向けたのです。

「たばこ会社が国民を騙している」と煽ることで、反抗心の強い若者にとってたばこを吸わないことが反抗の証しになります。

「悪いのはたばこではなくたばこ会社である」と意識づけることで喫煙率が下がっていったのです。

その甲斐あってか、2013年のアメリカの成人喫煙率は17.8%と低くなりました。

2005年には20.9%、米政府が統計を開始した1965年の42.4%から大きく改善する結果となりました。

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2.アメリカは禁煙大国!?

そのアメリカでは、中高生だけでなく全体的に禁煙を推し進めています。

社会的に喫煙者に対する風当たりが強くなり、政府も本腰を入れて禁煙対策に力を入れる事態となりました。

オバマ前大統領も、政府にたばこメーカーを規制する強力な権限を付与する「新たばこ規制法案」に署名をしました。

他にも、「マイルド」や「ライト」のようなたばこの害が軽くなるかのような宣伝や広告も禁止されています。

一番喫煙に厳しいといわれるニューヨークでは電子たばこの使用禁止、室内での完全禁煙義務化などが定められていますし、たばこの値段も大幅に上げられました。

社会全体では、喫煙していると就職できない、喫煙者は自己管理のできないダメな人間だという風潮が強まり、たばこを吸っただけで解雇されるという事例も出てきているほどです。

このように、アメリカはたばこに対して非常に厳しい姿勢をとっているのです。

今後世界的にさらに嫌煙傾向は強まると見られていて、日本でもオリンピックに向けてさらなる禁煙キャンペーンが展開されることが予想されます。

 

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