クリニックを経営する上で「患者に来てもらえるクリニック」にすることは理想です。
最近では、「患者を増やすためには患者を知ることから」という考えのもと、問診票を活用するクリニックも増えているようです。
そこで今回は、患者の集客アップに大切な問診票の活用ポイントについてご紹介します。
問診票を活用する際のポイント
問診票を活用する最大の効果は「新規患者へのヒアリング」ができるという点です。
問診票は、新規患者が必ず記入するツールです。
新規患者にアンケートの記入を依頼したとしても、時間がない、個人情報が心配などの理由で断られるケースもあります。
新規患者が治療のために問診票を記入すると考えれば、質問内容が多少多くても答える方は多いのではないでしょうか?
ちなみに、症状等以外の質問項目以外に必ず入れたい質問は下記3つです。
- どこで当クリニックを知ったのか?
- いつも行くクリニックはあるか?
- なぜ、当クリニックに来院したのか?
また、問診票の答えは、「近くを通りかかって」や「インターネットで検索して」など選択制にすると分析する際ににわかりやすく良いでしょう。
そして、治療に関係する質問など絶対に聞きたいことは先に記載するなど優先順位には気を配りましょう。
集客アップは「なぜ、えらばれたのか?」が重要
集客アップの近道として「なぜ、当クリニックがえらばれたのか?」を知ることがとても重要です。
たとえば、「家族や友人の評判が良いから」や「クリニックがきれいだから」など接遇や専門性と考えられる高評価は、ほかのクリニックへ行く可能性が低いので再来院の可能性が高いといえます。
その一方で「混んでいないから」や「家が近いから」などほかのクリニックでもできそうな評価は、再来院の可能性が低いといえるでしょう。
患者の集客を増やすには、自分たちの得意とするサービスや技術で高い評価をもらうことが重要です。
もし、問診票のヒアリングで自分たちのサービスや技術に対して高い評価をいただけたならばスタッフのモチベーションアップにもつながります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、患者の集客アップにつながる問診票の活用ポイントについてご紹介しました。
問診票は、単月や単年でデータを集めるのではなく続けることが大切です。
なぜならばデータを比較分析することでより役立つ情報がえられるからです。