ディズニーランドやディズニーシーで働く、いわゆるキャストのおもてなしは、あらゆる業種が注目しています。
それは、患者さんの対応をする医療業界も例外ではありません。
すでに一部の医療業界では、ディズニーランドやディズニーシーへの研修旅行を企画していることも。
このことから、ディズニーから接遇を学び、それをクリニックに活かしたいという人が多くいることがわかります。
ここでは、ディズニーから学ぶクリニックの接遇についてご紹介します。
ディズニーの接遇から学べることは?
通常の接客業から見る接遇と、ディズニーの接遇には、学べるポイントに大きな差があります。
それは、ディズニーの接遇が以下の2点で優れていることからも明白です。
・感動を与えるサービス
・本当のサービスを追及する絶え間ない努力
この2点はディズニーの接遇の象徴とも言えるでしょう。
ディズニーの感動を与えるサービスとは、ゲスト(お客様)の期待に応え、望んでいる感動をキャスト自身が創造することで生まれます。
しかし、それらを達成するには容易ではない努力と一生懸命な姿勢が必要です。
また、本当のサービスを追及する絶え間ない努力を続ける一方で、ディズニーには仕事を分かりやすく説明してくれるリーダーの存在があります。
仕事を明確化することで、「本当のサービス」を理解した人材を育成することに繋がり、一人ひとりがホスピタリティ溢れる接遇を行えます。
このような姿勢をクリニックの接遇で行えたら、患者さんの満足度もより高くなるのではないでしょうか。
上手に接遇しようとする必要はない?
ディズニーの接遇から学べるポイントは複数ありますが、上手に接遇する必要はないということも学ぶことができます。
ディズニーでは、接遇は上手にするのではなく、一生懸命な接遇をすれば良いと考えられているようです。
その理由は、上手な接遇が感動のサービスを生み出すのではなく、一生懸命な接遇がゲストに伝わり、感動のサービスが生まれるからだと言われています。
クリニックでも、患者さんを第一に考えた、一生懸命な接遇を行ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
ディズニーランドが成功を続けている理由の最大要因は90%を超えるゲストのリピート率だと言われています。
リピートの理由にはキャラクターの人気などもあると考えられますが、キャストのホスピタリティにも関係があると言えるのではないでしょうか。
クリニックでも、ホスピタリティを伴った接遇を行ってみてはいかがでしょうか。