患者のカルテなど書類はどのように管理していますか。
電子カルテや文書管理システムは多くのクリニックで採用されるようになっていますが、まだまだ浸透していないこともあり、利用していないクリニックも多いのが実情です。
ですが膨大なカルテをしたり書類の整理の手間がなくなりPCやタブレットで管理でき、職員が共有し即対応できるようになったら、整理も楽になり効率化ができるでしょう。
クリニックでどこまでペーパーレス化ができるのか見ていきましょう。
電子カルテと文書管理システム
電子カルテや文書管理システムを導入するメリットはクリニックのスペースが増え、整理整頓がしやすくなったり、紙のコスト削減、業務効率化等が可能となります。
基本的には電子カルテと文書管理システムは全てサーバー内で管理できます。
手書きタブレットと組み合わせることで同意書等もペーパーレスでできるようになり、捺印も電子署名もタイムスタンプで可能になり、用紙などもスキャン管理ができるようになります。
簡単に言うと、このシステムだけで患者の管理も同意書等も完成でき、捺印の手間もなく全てがスムーズにできるわけです。
情報の一元化ができ、院内で共有もできるのでミスも減りスムーズに対応ができます。
すべて電子管理になり紛失などの心配もありませんので非常に便利なのです。
業務効率がアップする
患者さんのデータ管理はとても大変で、カルテを探すのも見るのも時間がかかり苦労しますよね。
たかが数分かかっているだけとはいえ、何十人、何百人もの患者のカルテを探す時間を考えるとかなり時間がかかってしまいます。
また、透析など週に何度も来られる患者のデータは非常に枚数も多く管理もとても大変ではないでしょうか。
電子カルテになるとすぐに見ることができるだけではなく、データ解析もすぐにできてしまうので非常に効率が良く業務効率がアップするのは言うまでもありません。
そして必要な職員がデータを共有できるので、とても効率が良いです。
時間のロスも減りますしカルテを管理するスペースが減ります。
もちろん、セキュリティーも万全なので紛失や漏洩の危険も減ります。
同意書ペーパーレスまでも可能!
最近の管理システムでは。同意書のペーパーレスができることをご存知でしょうか。
同意書を作成するには、書類を用意し、患者に説明しサインをもらいそれを保管したり院内の必要な場所へ移動したりと手間がかかります。
ペーパーレスは、パソコンやタブレットで外来・入院区分、診療科を選択していくと印刷する文書が絞り込まれて表示されます。
その書類をモバイル端末に表示させ患者にサインしてもらいます。
あとは送信ボタンを押すだけでサーバーにアップロードができます。
とても簡単に、そしてスムーズに作成できるのです。
そしてアップロードされた書類は、患者No・指名・診療科など様々な条件から検索ができ、QRコードの表示や回収の状況までも管理できます。
もちろん、いままでの書類と違うのは困るのであればエクセルワードを使用することもできますし、紙文書を使用してスキャンしアップロードさせることもできます。
クリニックでのやりやすい方法ができ、管理が非常に簡単になるのです。とても素晴らしいことですね。
まとめ
クリニックのペーパーレス化について見ていきましたが、非常に便利で効率が良いですよね。
たくさんの患者の情報を管理するのはとても大変です。
ですが電子システムで簡単に同意書までもあっという間に作成でき、用意できるようになるのです。
先生も業務が簡単になるのでぜひ試してみてください。