クリニックの仕事で医師の負担が大きいといわれている医療文書の作成。
料金を決めるときに悩むクリニックも多いようです。
医療文書の料金は、各クリニックで自由に決められるのが悩む原因のようです。
そこで今回は、医療文書作成料金について全国平均から決め方までご紹介いたします。
医療文書料金の決め方
医療文書を作成する際の料金ですが、7割位の病院やクリニックは、同じ地域の病院を参考にしているようです。
なぜならば、医療文書の金額について定めがないからです。
その為、各地域によってもばらつきがあるようです。
例えば、簡単な診断書の場合、関東だと平均3,000円位のクリニックが多いですが、九州では2,000円くらいと約1,000円安い傾向にあります。
医療文書料金の全国平均金額について
では、医療文書の料金の全国平均額はどのくらいでしょうか?
簡単な診断書の場合、平均で2,000円弱と言われています。
複雑な診断書の場合だと、3,500円前後が平均のようです。
また、医療費に関する証明書は全国平均1,000円程のようです。
しかし、年金関係の診断書や介護保険関係の診断書は普通の診断書よりも高く5,000円くらいといわれています。
保険会社へ出す診断書も年金や介護保険と同様、全国平均金額は5,000円くらいです。
全国の平均金額も視野に入れて各地域の平均金額をみるのもよいかもしれません。
医療文書の各地域の平均金額は?
では、各地域はどうでしょうか?
簡単な診断書の場合は以下の通りです。
■北海道、中部、中国、四国、九州:約2,000円
■東北:約2,500円
■関東:約3,000円
■近畿:約2,300円
という結果となりました。
全国平均でも高めだった年金関係の診断書ではどうでしょう。
■北海道:約5,500円
■東北:約6,200円
■関東:約6,800円
■中部、四国:約5,800円
■近畿、中国:約4,900円
■九州:約5,900円
という結果となりました。
全体的に関東エリアは高めの傾向であることがわかりますね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、医療文書作成料金についてご紹介いたしました。
医療文書は、料金も様式も自由なので作成するまでに時間がかかります。
また、医師への負担も大きいため手間賃なども考えるとそれなりの料金が欲しいのが本音です。
ですが、周りのクリニックさんとの差が大きくても問題です。
料金を設定するときは、地域の平均金額などを調べた上で決めるのが良いのではないでしょうか?