主力薬が絶好調!製薬大手4社が中間決算発表!うち武田、アステラス、エーザイの3社が増益に!

fotolia_96311699_subscription_monthly_m

製薬会社はいつの時代も役に立つ薬の開発を求められます。

その製薬会社の中でも、最大手製薬会社4社の中間決算が公表されています(2016年度)。

うち3社(武田薬品、アステラス、エーザイ)が増益を達成し、今後の業績の伸びが期待されます。

今回は、それぞれの社の主力薬についてみていきましょう。

fotolia_108271147_subscription_monthly_m

1.武田薬品

武田薬品工業株式会社」は日本の製薬メーカーの中で売上高1位(2015年時点)を誇り、世界の製薬メーカーの中の売上高順位でも16位となっています。

増益の要因としては、潰瘍性大腸炎の治療に使われる「エンティビオ」が、前年同期比5.5倍の360億円と売上を大きく伸ばしたこと、逆流性食道炎の治療に使われる「デクスラント」や降圧剤「アジルバ」も二桁台の伸びを達成したことが挙げられます。

主力薬に加えて、新製品の貢献で6%台の増収を達成しました。

Examination room

2.アステラス製薬

アステラス製薬株式会社」は武田薬品、大塚HDに次いで国内第3位のシェア(2015年時点)を誇ります。

アステラス製薬では、アジアやオセアニアなどで前立腺治療薬「イクスタンジ」や過活動ぼうこうの治療薬「ベシケア」「ミラベグロン」の販売が大きく伸びました。

加えて株式売却益も増益に寄与し、中間時点では前年比11.8%増の1150億円の売り上げとなっています。

Woman looking through a microscope

3.エーザイ

エーザイ株式会社」は武田、大塚、アステラス、第一三共に次いで国内第5位のシェアを誇ります。

エーザイは、これまで苦しんでいましたが5年ぶりの増収増益を達成しました。

アリセプトとパリエットの特許切れで苦しんできましたが、ここでようやく業績の底を脱した格好になりました。

国内は4%減となっていますが海外での売り上げが伸び、特にグローバル展開して力を入れた「ハラヴェン」「レンビマ」といった抗がん剤が順調に推移し、2%台の増収を確保しています。

marketing

4.今後は海外情勢がカギ

3社とも海外での収益が伸びていますが、今後の海外情勢によってはどうなるか不透明です。

特にアメリカの動向が読みにくく、円高に振れてしまうと海外での業績が悪化する可能性もあります。

絶対に必要な薬を作っていますから大幅な業績悪化というのはなかなか起こりづらいと思いますが、株式を保有している人などは今後の海外の動きを注視しておきたいところですね。

 

 

 

関連記事