都市部の駅前や立地条件の良い場所でクリニックを開院すると競合クリニックが近所に開業をするという事態も起こります。
そんなとき、しっかり対応できるようにしたいですよね。
そこで今回は、競合クリニックが近所に新しくできた場合の対応方法についてご紹介します。
対応その1.情報を集めましょう。
まずは、競合クリニックの情報を集めましょう。
- 競合クリニックはどんな施設で患者層はどうか?
- 競合クリニックの経営理念は?診療方針は?
- 患者さんの印象は?評判はどうか?
施設や患者層は、取引先業者さんから詳しい情報を聞き出せる可能性が高いです。
また、経営理念や診療方針は、ホームページやパンフレットなどから入手できるでしょう。
患者さんの反応は、自身のクリニックでアンケートを行いそこに「近所の医療機関について教えてください。」などを追加して生の声を聞くのも良いでしょう。
対応その2.自身の強みは何ですか?
競合クリニックの情報を集めたら次は、自身のクリニックに目を向けましょう。
競合クリニックと差別化するために何ができるか?自身のクリニックの強みは何か?それは、競合クリニックと比べて勝っているか?など分析して対応策を考えることが大切です。
強みを伸ばして差別化するのがポイントです。
対応その3.SNSを活用する。
自身のクリニックの目標や理念が明確になったら、スタッフ間での共有だけでなく患者さんにもしっかり伝えましょう。
近年は、クリニックを探すときウェブを利用する人が増えています。
たとえば、自身のクリニックの患者層が30代以下の場合は、ウェブの活用は重要です。
なぜならば20代〜30代の約半数がウェブで情報を集めると言われています。
ですから、ホームページでしっかり自身のクリニックを紹介すると見込み患者さんの目にとまる可能性が高いです。
もし、競合クリニックがSNSを活用していなければ先に始めるのも対処法のひとつと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、競合クリニックが近所に新しくできたときの対応方法についてご紹介しました。
クリニックをよくするチャンスと前向きに考えて新たな可能性を見つけましょう。