自院における感染症対策を見直そう

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新型コロナウイルスや新型インフルエンザなど感染症が確認された場合、院内ではスムースな対応が求められます。そして起きてから慌てて作るのではなく事前に担当者やチームを作ってマニュアルなどを含む計画書を作り備えることが大切です。そこで今回は、自院における感染症対策についてご紹介します。

<院内での感染症の発生について>

院内感染を防ぐためには、まずは原因を知ることが大切です。主に院内感染が起こる原因は4つです。
・入院中の治療や処置中に感染する。
・抵抗力の低下により日和見感染する。
・スタッフの処置中の事故が起きて感染する。
・市中感染により院内へ持込まれ感染する。
これらが発生する前に予防する、発生した後の拡大を防ぐなどがとても重要です。

<感染症対策で整えたいことは?>

感染症が確認された場合、クリニックでは感染を防ぐことに細心の注意を払います。院内で万が一感染が発生した場合でも感染を拡大しないためにはスタッフには的確な行動が求められます。以下のようなリストなどにして計画をまとめると行動しやすいです。
・感染対策のため組織体制は整っているか?
・感染対策の研修は行っているか?
・感染対策のマニュアルは周知されているか?
・感染対策のための情報の把握や連絡体制は整っているか?
・感染対策のために抗菌薬などの情報は共有できているか?
・感染対策の一貫としてスタッフの健康管理やシフト管理はできているか?

<院内施設や器具などの感染対策について>

感染防止対策チームなどが発足したら、次は、院内での感染防止マニュアルなどの作成が必要です。たとえば、処置を行う際の感染防止策や病棟でケアを行う際の感染防止策、器具や薬剤などの感染防止策などです。また、外来、手術室、集中治療室、透析室など各部屋の感染防止策も必要です。

<まとめ>

いかがでしたか?マニュアルや計画書は、自院で一から作成するのはとても労力が要ります。前例を参考にしたり、公開されている手引きを活用するなど自院にあった内容で作成することが大切です。また、作成したらスタッフ全員に周知すること、定期的に見直すことを忘れないでください。次にいつまた発生するかわからない感染症。今回の経験を忘れないうちに見直してはいかがでしょうか?ぜひ、自院における感染症対策を見直す時に参考にしてください。

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