ぶっちゃけ、高額医療機器はリースと減価償却、どっちがお得なの!?

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病院としては高額医療機器があったほうが、より患者さんの治療が捗ります。

ただ、そうした機器はどう調達すべきでしょうか?

考えられるのは、リース会社から借りてリース料を払いつつ使うという方法、もう一つは費用で購入してしまう方法です。

果たして、リース料を払うのと、減価償却をしていくのとではどっちがお得なのでしょうか?

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①リースの場合

リース契約により、貸主に毎月一定のリース料を支払うことで医療機器を使うことができます。

毎月一定のリース料で必要な機械設備を利用でき、多額の設備投資を用意する必要がな いうえ、税法上リース料金は全額経費参入でき、リース料総額が貸借対照表の借入金として 計上されることはないため、財務比率が悪化することはありません。  

また、リース料には、医療機器本体の金額のほか、 利息、その医療機器にかかる固定資産税や保険料などが含まれていますので、購入時に発生するこれらの付帯費用はありません。

一方で、原則として、リースはリース期間の途中での中途解約は認められません。リースにより導入した医療器械がリース期間中に不要となった場合でもリース料は支払い続ける必要があります。

加えて、リースは返済期間が短いことが多いので、返済期問が短い分だけ月々の支払額が多くなりますから、開業当初の資金繰りが厳しくなります。

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②減価償却の場合

自前の費用で医療機器を買ってしまうというのも一つです。

そうすると毎年減価償却費が発生します。

減価償却とは購入した資産(医療機器)の耐用年数に応じて毎年費用を分散していくというものです。

これがどういうメリットに繋がるかといいますと、毎年の利益を減額計上できるので、法人税を抑えることにつながります。

例えば当期利益が1,000万円で毎年の償却費が200万円だった場合、損益は800万円となります。

このため、200万円分法人税が抑えられるということです。

また、仮に壊れた、使わなくなったといってリース契約のようにお金を払い続ける必要もありません。

しかし、当然購入時の費用は多額になりますから、経営にある程度余裕のある場合でないと自前で購入することはできませんし、購入後は固定資産税も別に払わなければなりません。

場合によっては、リース料金のほうがお得になる場合もあります。

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③ではどっちがお得なのか?

結論から言うと、どちらが必ずお得!ということはできません。

前述したように、双方にメリットデメリットがあるので、時と場合でどちらがお得なのかは変わってくるのです。

どちらにしようか迷っている場合、まずはリース会社に相談して見積書を出してもらいましょう。

それを見たうえでどちらが最終的に安く済みそうなのか、検討する必要があります。

 

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