【医者の不養生】 人に養生を勧める医者が、自分の健康には注意しないこと。
医者の皆さんは日々忙しい毎日を送っていることと思います。
中には毎日夜遅くまで仕事に追われることもあるでしょう。
そんな不規則で大変な生活を送っているからこそ、自分の健康には気を遣うべきです。
しかし、実際には自分の身体を気遣うことのできない理由がいろいろあるようです…。
1.医者は一人でなんとかしようとしがち
医師の方々は知識が豊富です。
それゆえ、もし自分が何らかの病気や疾患に見舞われたとき、自分で何とかしようとすることがありませんか?
「診察で忙しいから、自分が診察を受けている暇はない」
「自分より年下の医者の外来にかかるのはためらわれる」
「自分が知っているこのやり方でなんとかなる」
軽い症状なら問題はないかもしれませんが、実はきちんと対処しなかったために重症化して気づいたときには…ということにもなりかねません。
2.医師だからこそ周りに相談しにくい
自分の専門とは別の専門の医師に相談する、というのならおそらくすんなりできると思います。
しかし、自分の領域とかぶるような内容だとためらってしまうことがあるのかもしれません。
「皆が忙しい中、自分のことで同僚や先輩、後輩に時間を取らせるのも悪い」
「医者なのに自分で対処できないのが恥ずかしい」
という気持ちが働いてしまうことってないでしょうか?
本当はちょっとしたことでも受診すべきなのに、医師の場合はちょっとしたことだけでは受診をためらってしまう環境にあるのです。
3.悔やんでも後の祭り!不安に思ったらためらわず受診を!
医者の不養生が発生してしまう要因は様々です。
しかし、医師も体が資本です。
何かあって仕事ができなくなってしまったらどうしようもありませんよね。
ですから、色々思うところをグッとこらえて、体調が心配な時は診察を受けてください。
外形的には問題なくても、自分の知らないところで何らかの疾患が進行しているケースもあります。
「あのとき変な見栄をはらずに受診しておけば…」となってからではもう遅かった、ということも考えられます。
「自分の身体が一番大事」ということを心の隅において忘れないようにしてほしいと思います。