開業医の院長の4割が前年比で減収と回答した!患者数減少、スタッフ不足~診療所経営の不安と本音

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勤務医よりも開業医の方が儲かる―――――。

そんな考え方も必ずしも当てはまらなくなってきているのかもしれません。

細菌、開業したはいいけれどその後の経営が思わしくなく、前年比で減収したと答えた開業医の院長が増えています。

その背景にはいったい何があるのでしょうか?

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1.患者数減少の流れ?

収益が減っているということはすなわち、患者数が減っているということです。

ではなぜ患者数が減っているのか?

一つには市民(特に高齢者)の節約志向があるのではないかと考えられます。

景気は上向きと言われてはいますが、末端の市民にまでその好影響が完全に行き届いているわけではありません。

なるべく医療にお金をかけたくない、健康な状態を保とうと努力する人が増えているのが原因の一つではないでしょうか。

また、「健康寿命を伸ばそう!」という社会的な流れが広がりつつあるため、何かと受診することの多い高齢者がだんだん健康になりつつあるから、という見方もできるかもしれません。

 

もう一つは「開業医の乱立」ということが挙げられます。

開業医のほうが労働条件がいい、収益も上げやすいということで近年開業医が増えています。

そうなると患者の取り合いが発生し、技術やサービスの良い病院に患者は集中します。

競争に負けた病院は当然減収へと向かいます。

 

以上の理由から、開業医の経営も一筋縄ではいかないという実情が見えます。

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2.減収→スタッフ不足へ

減収すると当然スタッフを多く雇うことができなくなります。

そうなると院長や残るスタッフの負担が増えます。

ある程度余裕をもてる自由な労働条件で働こうと開業したのに、また仕事に追われる日々が戻ってきてしまうかもしれません。

また、減収によりスタッフへの給料も当然低くなりますから、優秀なスタッフを集められないということも。

収益を上げるには患者に来てもらわなければいけない。

しかし患者は減る一方…。

これでは如何ともしがたいです。

経営に苦慮している開業医の院長には、より一層の経営努力が求められています。

 

 

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