病院勤めの勤務医から自分の病院を持つ開業医への転身を考えている方はいらっしゃいませんか?
診療所・クリニックを開設するには様々な準備が必要です。
まずは開設の本当の最初の段階でする下準備についてある程度知っておくところから始めていきましょう。。
今回は、準備しておくことについてご紹介していきます。
1.何においてもまずは資金!
診療所を作らなければどうにもなりません。
そのためにはある程度まとまった資金が必要になります。
建物にかかるお金、土地にかかるお金、医療機器にかかるお金、コンサルタント料など様々な費用がかかります。
お金が予想以上にかかり、もし自分の用意した分で足りなければ融資も視野に入れなければいけません。
どのくらいのお金がかかるのか、まずは検討してみることから始めましょう。
2.協力してくれる人・会社を探す
開業準備は勤務医として働くのと平行して進めなければなりません(中には辞めてから始める人もいますが)。
開業のために必要なことを調べて準備していくのは、膨大な時間がかかりますし、かなりの労力を要します。
ですから、自分の勤務中に裏で準備を進めてくれる協力者を探しておくことはとても重要です。
各種ディーラー、会計事務所、開業コンサルタントなどは欠かせないでしょう。
開業支援は無料、もしくは安価で請け負ってもらえることが多いようです。
自分で手探りでやるよりは、その道のプロに任せた方が安心かと思います。
3.開業候補地の選定
どういう場所に診療所を建てるのかは、収益に関わる重要な要素です。
例えば小児科なら学校や幼稚園の近くに構えるなど…。
周辺のアクセスの良さ、土地の広さ、人の集まる場所かどうかなどを前もって下調べしておくことを忘れずに。
周辺地域を実際に歩いてみて観察するのも良し、開業コンサルなどのアドバイザーに選定候補地を上げてもらうも良し。
良いスタートダッシュはいい土地からということで、土地にはこだわるようにしましょう。