医療法人の設立には色々な準備が必要です。
現在働いている病院を辞めてからじっくり準備するという方法もありますが、勤務医として働きつつ並行して設立を目指す方も多いでしょう。
そうなると、ただでさえ多忙な毎日の中に準備作業を加え入れるので、余計に大変です。
また、知識がないとそれを細かく調べる作業から始まり、余計に時間を要してしまいます。
はっきりいって面倒な設立準備、なんとか短時間で済ませたいところです。
そこで今回は、医療法人設立を短時間で済ませる方法をご紹介します。
1.開業コンサルタントに依頼する
病院開設のために協力してくれる開業コンサルタントに依頼をするのが一番確実で早い方法かと思います。
お金はかかりますが、必要な書類を集める作業や土地候補地の選定など、手厚く協力してくれます。
今は開業コンサルも多く存在し、受けられるサービスもその会社によって異なるので、比較検討してより良い会社にお願いしましょう。
2.隙間時間を利用して調べる
自分でやりたい、というバイタリティのある人は隙間時間を有効活用しましょう。
忙しい勤務医のときでも休憩時間などはあるでしょうから、そのときに少しずつ調べて準備していくという形です。
3.経験のある人に聞く
勤務医時代一緒に働いていた独立した先輩など、人脈をたどって実際に開業した人にアドバイスを請うのもありです。
開業医であれば、時間に融通が利く場合が比較的多いので、そういうときを狙って相談しにいきましょう。
4.セミナーに参加する
独立開業のためのセミナーも行われることがあります。
自分でやりたいならやはりプロの知識を身につけておくことは必要ですから、積極的に利用していくとよいでしょう。
5.思い切って今の病院を辞める
時間がどうしてもないときは、思い切って辞めてからやり始めるのも一つの手です。
お金のたまらないうちは無理ですが、ある程度経験と年齢を重ねてお金もたまってきたら、そういう道を検討するのもいいかもしれません。
働いていない期間の生活を補えるくらいお金がたまれば考え時です。