医師の社会保険はなにがちがう?一般とは異なる計算方法まとめ

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医師や医療関係者が入ることのできる「医師国民健康保険(以下医師国保)」という保険があります。

一般の人が入る健康保険とは違う、医療関係者特有のものです。

この医師国保は普通の健保と比べてどのような差があるのでしょうか?

今回は医師国保についてみていきたいと思います。

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1.医師国保とは

医師国保とは、健康保険の一種です。

各都道府県の医師会が管轄する組織によって運営されています。

医師国保に加入するためには医師会の組合員である必要があり、原則国民年金への加入もする必要があります。

ただ、その医療機関によっては医師国保だったり国保だったりと様々です。

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2.国民健康保険との保険料の違い

一般の人が加入する国民健康保険と比べると、医師国保の場合は納める保険料が安いというところが大きな違いです。

国保だと、所得に応じて支払う額が決まってきますが、医師国保だと一定額を支払うことになります。

国保の場合は、所得から一定額を差し引いた額を基準にして保険料が決まってきますが、医師国保の場合は一定なのです。

その計算方法は、その都道府県によって異なってきます(各都道府県が独立して運営しているから)。

東京都医師国民健康保険組合を例にすると、第1種組合員ならば医療保険料と後期高齢者支援等保険料を合わせて月額24,000円と決まっています。

加えて、所得の増加に応じて保険料が上がっていく、ということもありません。

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3.医師国保のメリットとデメリット

メリット

・保険料が一定

・扶養家族がいない単身者は保険料が安く済む

・保険料が安い

所得が平均よりも高くなることが予想される医師にとっては嬉しいメリットですね。

 

デメリット

・傷病・出産際に手当が出ない

・扶養家族が増えると、所得関係なく保険料増

・育児休暇中の保険料免除がない

・一人加入すると、同一世帯全員が医師国保に移行しなければならない

などのデメリットもあります。

 

必ず、自分が入るかもしれない医療機関はどの保険に加入しているのか調べておくことが大切です。

 

 

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