歯科開業。腕が良いだけではダメ!重要なポイントとは

医者

歯科医師は腕が良いだけでは成功しない?!

日本人は古くから「量よりも質」を重視する風潮があります。

大量生産が可能になった現代においても、旧来からの職人技で作られた製品を好んで使用する風潮があり、繊細かつ高い技術で施されるものに惹かれる性質を持っています。

では、歯科業界においてもこの風潮が重視されるのでしょうか?

この答えはNOと言わざるを得ません。

歯科医師は腕が良いだけでは成功を収めることはできません。

歯科医院に対して患者が持つイメージは「痛みを伴う」「何度も通院するのが面倒」などの短絡的なマイナスイメージが多く、歯科の専門的知識を持たない患者にとってドクターの腕の良さは評価されていません

例えば5回の通院が必要な齲歯の治療に対して、最新の技術で最良の治療を5回の通院で行うよりも、旧来からの治療方法で3回の通院で完了するほうが「早くて良い歯科医院だ」という好評価を受ける風潮があるのです。

丁寧に根幹からの治療を施しても、患者がその治療の良さについて実感するのは5年、10年、20年先のことです。

また、旧来からの治療方法であっても、10年、20年と不具合なく経過することも珍しくはありません。

高い技術を身につけている歯科のドクターにとっては口惜しく感じるかも知れませんが、これが患者の現実なのです。

「良い治療の価値」を伝えることが重要

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腕が良いだけでは患者に認められない歯科医師の現実。

では、歯科医師には腕の良さは求められないのかといえば、これもまた間違いです。

高い技術で、良い材料で治療をおこなうことは患者にとって望ましいことです。

その治療が「良い治療」であることに患者自身が気づくのはかなり先の話になりますが、説明を尽くせば、患者は治療を受ける段階で良い治療の価値を認識します。

ドクターが持つ最高の技術での治療について、患者に「この治療を行うことで、こんなメリットがある」という付加価値を伝えましょう。

そうすれば「そんなに良い治療なら、通院回数が増えてでも受けたい!」と良い治療の価値を理解してもらえるはずです。

面前の患者に口頭で伝えるだけでなく、ホームページやブログなどで情報発信することで、かかりつけの歯科医院がない患者層にも自身の治療の価値を伝えて集患へとつなげることが期待できます。

歯科医師が成功を収めるには、良い腕を持っているだけではなく「良い治療の価値を伝えることができる」ことが必須だと心得ましょう。

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