現在勤務医をしている方の中で将来開業を考えている方も少なくないでしょう。
そこで気になるのが、自分が開業する際に参考にしたい、開業するときの適齢期や、実際に開業した方の開業時の年齢です。
今回は、その点をより詳しくお話していきたいと思います。
開業医になる適齢期
開業医になる適齢期は、開業しようと思ったきっかけが大きくかかわると思います。
実際に開業した方は、
・理想の医療の実現
・親族の後を継ぐため
・自分の力でどこまでやっていけるのか挑んでみたい
というのが多くみられました。
これらのきっかけができた時が適齢期ともいえるでしょう。
勤務医をやっていく中で、さらなるステップアップを望んだときが開業を考え始めるときです。それでは開業を考え始めてから、どのくらいで実際に開業をしているのでしょうか?次に開業医の平均年齢を見ていきましょう。
開業医の平均年齢
開業医の平均年齢は、開業動機と開業医の実情に関する調査で出ています。
開設してから5年の医師では平均44.9歳、10年から20年では平均41.7歳。
20年から30年では平均39.4歳。
30年以上では平均37.5歳ということが分かりました。
これら全体の平均年齢では、41.3歳という結果になりました。
これらの調査をもとに考えると、開業した時の平均年齢は、年々徐々に上がっているということが分かります。
現在は40代過ぎてからが目安と考えて良いでしょう。
こちらの調査は新規開業のみで、承続の場合は含んでいないので、あくまでも参考程度にお考え下さい。
以上を踏まえて開業医を目指そう
今回は開業医になる適齢期や平均年齢を紹介させていただきました。
開業するにあたって参考になればと思います。
開業するまでの道のりや、開業を考えるきっかけはそれぞれ違います。
こちらを参考にしながら、一番は自分に最適なタイミングで開業するのが良いかと思います。自信をもって開業ができるように、それまでの勤務医生活も大切にしましょう。