クリニックを開業!計画~開業までの流れ

Clinical interior or reception - waiting room

クリニック開業を目指していても「開業までの流れが分からない」というドクターは少なくありません。

ここではクリニック開業について、計画から実際の開業までの流れを紹介します。

 

クリニック開業の流れ〜コンセプトから計画の立案

ミーティング風景

すぐにでも独立開業したい!今すぐではなくても将来的には開業医として活躍したい!

そんなドクターのみなさんが一様に感じる疑問、それは「開業までの流れを知りたい」ということです。

ここでは、クリニック開業の流れを解説していきましょう。

クリニック開業の第一歩は「コンセプトの決定」から始まります。

ドクターが理想とするクリニックのイメージを固めて、開業しないとできないこと、開業することで新たにできるようになることを明確化することで、コンセプトを決定します。

新たに開業するクリニックのコンセプトが決まれば、具体的な計画を練る段階に移行します。

開業にあたって立てるべき計画は多岐に渡るうえに、計画の完成から開業までに概ね5〜6ヶ月の期間を要するため、綿密でありながらもできる限りスピーディーな立案が望まれます。

まずは開業地の計画。

立地条件・診療圏・周辺地域の将来性などを調査し、開業地を選定します。

開業地計画と並行して事業計画も立てましょう。

事業計画では、投資金額・収支の予測・損益計算などを決定します。

事業計画は、金融機関への融資申込みにも必要になるので綿密かつ理論的な計画を立てましょう。

資金計画を立てるのも重要です。

自己資本の割合・借入額・金融機関への相談や申込みなどの計画を立てます。

施設計画は、どんなクリニックになるのかを具体的に描く計画です。

内外装のコンセプト・建設業者の選定・工事契約などを計画しましょう。

物件の契約が完了していないと新築や内外装の工事が着工できないので、施設計画はスピード感が求められます。

医療機器や備品の計画は、事業計画の資金面にも大きく影響します。

医療機器は高度なものほど多額になるため、ドクターが理想とする医療のために導入が必要な医療機器をしっかりと選定し計画を立てることが重要です。

 

開業2〜3ヶ月前が最も忙しい!

Serious doctor looking at his notes while working on the laptop

計画した開業日の2〜3ヶ月前あたりから、事務的な用務が多くなります。

施設工事の完成検査から引渡しが行われるのが2〜3ヶ月前。

物件の引渡し後からは、医療機器や備品の設置・スタッフの求人や採用事務・金融機関での口座開設や取引開始・医療廃棄物処理業者の選定などに追われる日々となります。

また、開業2ヶ月前には保健所の届出や保険医療機関としての申請のほか、納税事業者としての税務署への申請なども必要になります。

開業1ヶ月前になると、新聞折込み広告や周辺地域へのPR・ホームページの開設など集患に向けた活動も必要になります。

施設の完成・医療機器や備品の設置・スタッフの雇用・官公庁への届出などが完了すれば、晴れて開業の日を迎えることができます。

開業を意識しているドクターは、計画を立てる段階でイメージや具体案がまとまらないという事態にならないように、勤務医として在職中であってもスムーズな開業に向けた計画作りをしておきましょう。

 

関連記事