普段の生活の中でも、保険とは「生命保険」や「自動車保険」など、さまざまな種類のものがありますが、開業医が入っておくべき保険の一つに“休業補償保険”というものがあります。
リスクの高い開業医という立場である場合、各種保険はしっかりと加入しておくと、万が一の時でも安心です。
ここでは、入っておくべき開業医の保険の種類と、休業補償保険の内容についてご紹介していきます。
開業医が入っておくべき保険は?
保険の種類は数多くありますが、代表的なものは「医師賠償責任保険」と「生命保険」になるでしょう。
医療事故や医療紛争の数は年々増加傾向にあり、損害賠償として求められる金額も非常に高額です。
とても個人で支払える範囲を超えている金額と言えます。
そんな、もしもの時のために「医師賠償責任保険」がおすすめです。
具体的には、医療事故による医師の過誤があり、損害賠償が生じた際、補償してくれる保険になります。
扱っている会社のパッケージによって、補償内容や保険料が変わってきますが、いざという時のために加入しておくと安心です。
また、生命保険は一般的なものと同じような内容だと言えます。
開業医という立場上、開業の際に借金をしている人も多いでしょう。
長期間に渡ってローンの返済を行う場合、自分の身に何かあった時のことも考えておくことをおすすめします。
その他「火災保険」の加入も入っておくべきです。
新築でクリニックを建てたという場合には、特に必要な保険と言えます。
休業補償保険は加入必須の保険?
休業補償保険とは、病やケガをはじめとする、さまざまな原因で休業する必要が出てきた際、休業期間中に保険金が支払われる保険となっています。
このことから、休業補償保険は加入必須の保険と言っても過言ではありません。
そして、生命保険と併せて加入しておくことがおすすめです。
生命保険にはオプションで入院保障が付いてきますが、民間の生命保険や団体信用生命保険では、自宅療養には対応していません。
そのため、生命保険と休業補償保険は1セットと考えると良いでしょう。
まとめ
個人向けの保険と同様に、開業医が入っておくべき保険も、もしもの時の備えとして存在しています。
必ずしも保険が適用される事態に陥ってしまうということはありませんが、開業医というリスクの高い立場上、各種保険は開業するタイミングに合わせて加入した方が良いでしょう。