『クリニックの待ち時間はどうして長いのか。』
患者の不満で最も多いのになかなか解決しないとても深刻な問題ではないでしょうか。
ただでさえ具合が悪く早く診てもらいたい患者からすると、いつ呼ばれるかわからない待ち時間は不満がたまる一方です。
そんな待ち時間を縮小する方法はちょっとした工夫で解決しましょう。
初診の待ち時間
クリニックの待ち時間はとても深刻です。
クリニックを訪れる人は患者、定期検診や健康診断、そして予防のためのワクチンのために訪れる人と目的も様々です。
予約をして訪れる場合、患者を待たせてしまうことはあまりないかもしれませんが、紹介状を持った人など初めて訪れる初診の患者さんは、予約をしていない、あるいは初診は予約できないことが多いので、特に待ち時間が長く悪い印象を与えてしまいがちです。
今後のかかりつけ医になる為にも、スタッフ皆さんのチームワークやクリニックの体制で少しでも患者の待ち時間を少なくする努力が必要です。
HPからDLできる工夫を
クリニックの待ち時間を少しでも減らすために、クリニックのホームページから問診票をダウンロードできるようにすると、記入する時間をなくし、早くカルテを作成できるため、待ち時間短縮につながります。
特にいくつかの診療科を持っているようなクリニックであれば、診療科によって問診票も違うこともあるため、便利でしょう。
また紹介状を持っている患者さんは、診察前に郵送できるようにしておけば初診や紹介状を持っている患者の待ち時間を減らすことができます。
なるべくクリニックでなにかをさせるのではなく、前もって患者さんが用意できるものは準備させる、予約システムも新患の方でも使用できるようなものを導入する等、ホームページを活用できるようにすると良いでしょう。
待ち時間の工夫を
ホームページから問診票のダウンロードができることで受付の時間を短縮する工夫ができますが、他の方法でも待ち時間を減らす工夫ができます。
例えばキッズスペースや本やテレビなどで待ち時間を飽きさせない工夫をする。
待ち時間が長くなることを想定して番号で呼ぶようにして患者が外出できるようにしておく、予約システムを導入するなどの工夫もおすすめです。
ちょっとした工夫をすることで「ここのクリニックは待ち時間が長い」と不満も出なくなるでしょう。
まとめ
毎日のクリニックに訪れる患者の人数の把握や患者一人にかかる時間を予測するのはとても難しい事で、患者を待たせてしまうこともあります。
ですがHPから問診票をダウンロードできるように工夫したり、紹介状を先に郵送してスムーズに診察できるちょっとした工夫をすることで、少しでも待ち時間の短縮することができます。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。