クリニックの待合室で最近よく見かけるデジタルサイネージ。
患者の待ち時間にクリニックのことやお知らせを伝えることができるデジタルサイネージがあれば、ポスターやチラシを待合に貼らなくても見てもらえます。
そんな便利なデジタルサイネージを導入するメリットはあるのでしょうか。
デジタルサイネージとは
デジタルサイネージとはポスターやチラシではなく、テレビのようにモニターにデジタルで情報を発信するものです。
デジタルなので音声もありますから、壁に貼るチラシや置いているチラシに比べて待ち時間に自然に見てもらいやすくなるので多くの人に情報を伝えることができるのです。
もちろん情報は医師が制作し、チェックしたものを配信することができるので制作や管理はとっても楽です。
メリットはあるのか
実際にデジタルサイネージを導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
患者さんからすると、待ち時間はとても退屈で他の場所に行くこともできないので、テレビのようなデジタルはつい目が行きがちです。
もちろんテレビも同時に映すこともできます。
そのことから非常に多くの人が見てくれる可能性が高い為、宣伝効果もあります。
病気の予防法や「こんな症状は○○の病気かも」など流すことができるので患者さんも関心を持ち、デジタルサイネージを見て検査を希望する患者さんもいるのでとてもメリットがあります。
また、診療時間の変更や休診日を伝えたりするにも向いているでしょう。
ただし、コンテンツはアップデートも必要です。
いつ来ても同じコンテンツだと、患者さんも徐々に見なくなってしまう可能性もあります。
そのため、周期的に内容は更新しましょう。
他にも、名前や番号を呼びたくない場合等は、デジタルサイネージにて受付番号を掲示する等の使用方法もあります。
クリニックへの効果は?
実際に導入したクリニックに聞くと、年末年始などの長期休みや臨時休業のお知らせを伝えやすい、インフルエンザなどのワクチンや検診などのお知らせを伝えやすいので相談数が増えたと言うクリニックが多くあります。
このように、ポスターや掲示等よりも、集患に成功しているケースは多いようです。
チラシよりも情報配信が簡単で伝えやすく、伝えたいタイミングを逃さないので非常にメリットが大きいです。
患者に伝えたい事、患者が知りたい事をスムーズに知らせることができるのでとっても効果的です。
ペーパーレス化もできる為、無駄が省けるという意見もありました。
まとめ
デジタルサイネージはチラシよりも確実に情報を伝えることができ、クリニックのことを患者にたくさん知ってもらえるので信頼性もアップし、クリニックのPRにもなります。
導入することで待ち時間の長いクリニックでも患者が退屈することがなく、自然と視聴するのでメリットはとっても大きいのではないでしょうか。