就業規則作成、何を盛り込むべき?

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会社を立ち上げ、雇用をする際に必要になる“就業規則”ですが、クリニックで就業規則を作成する場合、どのような内容を盛り込むべきなのでしょうか?

 

一般的な会社とは違い、特殊な環境にある医療現場は、必要となってくる就業規則にも違いが出てきてしまいます。

 

ここでは、就業規則や盛り込むべき内容についてご紹介します。

 

就業規則を作成した際“絶対的記載事項”は必ず盛り込む!

Nurse providing  advice

 

まず、就業規則を必ず作成しなければならないクリニックは、スタッフが10人以上いた場合になります。これは労働基準法にて定められているため、スタッフが10人以上のクリニックは作成しましょう。

 

また、就業規則を作成する際には“絶対的記載事項”と言われるものは、必ず盛り込む必要があります。その項目は大きく分けて以下の3点になります。

 

・勤務時間

・賃金と計算、支払い方法、締め日と支払い時期

・解雇を含む、退職に関する項目

 

勤務時間は始業、終業時間はもちろん、休憩や休日、勤務形態などについてです。勤務時間を1日〇時間と定めてしまうクリニックもあるようですが、ここでは9時~18時というように、具体的な時間を記載する必要があります。

 

賃金の計算、支払い方法などに関しては、早退や遅刻、欠勤した場合の計算方法も記載しておくと安心です。

 

退職に関する事項は、退職予定日の〇〇日前に申し出るなどを定める項目です。また、解雇する際の条件を記載する箇所でもあります。

 

相対的記載事項と任意的記載事項とは?

Doctors are working with laptop computers in the medical office

 

相対的記載事項とは、全ての従業員に適用される事項がある場合に記載する内容です。具体的には、次のようなものが挙げられます。

 

・労働者に負担される食費や作業用品について

・臨時賃金に関する項目

・安全・衛生に関する項目

・表彰や制裁に関する項目

 

などです。労働者に負担される食費や作業用品については、制服や食事補助などに関する項目になります。このように、全従業員を対象としている事項が“相対的記載事項”です。

 

また、任意的記載事項は決まりがなく、就業規則を作成する際に盛り込まなくても良い項目になります。しかし、任意で記載したい内容がある場合には、それを盛り込むことができます。盛り込むケースが多い内容は、以下のようなものです。

 

・クリニックの理念や社是

・院長からのメッセージ

 

労働基準法上の決まりがある項目ではないため、クリニックで働くスタッフの質を高めたい場合など、必要に応じて盛り込むと良いでしょう。

 

・まとめ

 

今回ご紹介した絶対的記載事項と相対的記載事項(クリニックでの規則がある場合)は就業規則を作成するうえで必ず記載しなければなりません。

 

就業規則を作成する際には、盛り込むべき2つの項目に注意して作成しましょう。

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