耳鼻咽頭科を新しく開業した際に、内装にこだわりたいという人もいるのではないでしょうか。
実は、耳鼻咽喉科に限らず、新しくクリニックを開業した場合には、内装が成功の秘訣となるケースも少なくありません。
ここでは、新しく耳鼻咽喉科を開業した際、成功する内装のポイントについてご紹介します。
内装はどのようにして決めたら良いか?
クリニックを開業した際の共通事項として当てはまるものに「清潔感」というキーワードが当てはまります。
耳鼻咽喉科の内装についても当然当てはまり、内装に使用するソファーや机などの清潔感は必須です。
また、耳鼻咽喉科に訪れる患者さんの多くは、耳や鼻、喉が患部となります。
そのため、鼻水や咳に悩まされている人も少なくありません。
しかし、患者さんによっては隣の席で鼻水をすすられるのは不快だと感じる人や、咳き込む人の隣に座りたくないという人もいるでしょう。
そういった不満を少しでも減らすために、待合室の椅子をちょうど良い間隔で配置したり、ソファではなく1人用の固定椅子を導入したりすることが、成功する内装のポイントになります。
プライバシーを重視する内装を導入する
耳鼻咽喉科では、医師と患者さんが1対1でゆっくり話せる環境を作っているクリニックもありますが、多くの場合は診察室のすぐそばで患者さんが2~3人待機しているという状況があります。
そのため、1人の患者さんを診断していると、その内容が他の患者さんに筒抜けとなり、患者さん一人ひとりのプライバシーはありません。
そのような状況を避けるため、レントゲン室や聴力検査室、診察室などを細かく分けるような内装にすることで、患者さんも安心して話をすることができて、満足度もより高くなるでしょう。
また、待合室では声を消す効果やヒーリング効果もある音楽を流して置くと、患者さんも落ち着けますし、プライバシーも守られやすくなる為、導入してみると良いでしょう。
場所に余裕があるのであれば、受付後の待合室と診察待機の待合室というように、2つの待合室を設けるようにしても良いかもしれません。
まとめ
耳鼻咽喉科を開業した際、成功する内装のポイントは、患者さんに配慮した内装を作ることだと言えるでしょう。
また、患者さんとゆっくり話しができる内装空間を作ることによって、患者さんの不安解消にも繋がります。