開業を考えている先生、将来は医療法人にしたいと考えている先生。医療法人はいつ設立すれば良いのかご存知でしょうか。
医療法人にした方が良いと言うお話は一度くらいは聞いたことがあると思いますが、いつでも設立できるわけではありません。
医療法人は設立できる時期が決まっているのか見てみましょう。
医療法人を考える
医療法人は、開業を考えている医師なら、設立を考えたことがあるのではないでしょうか。
医療法人にすると多角化を考えることができ、不足している介護施設を開設することもできます。
複数の医療施設を開設させることもできますので、今の患者さんのためにより便利にさせることや、今の患者さん以外の方が訪れる環境を作ることもできますよね。
また、このほかにも財務関係を強くし、節税や相続対策など様々なメリットがあります。
ですが、単なる節税になるなどの考えで設立するとかえって損してしまうこともありますので注意が必要です。
医療法人を設立するには、まずプロである顧問税理士に相談し、医療法人にすべきなのか、今はすべきではないのか、きちんと計算してもらいましょう。
一度医療法人にすると、元に戻すことは簡単ではありません。
設立できる時期を知ろう
医療法人を設立させる時期は決まっているのでしょうか。
実は設立の時期は決まっています。
都道府県によって時期が違うのですが年2~3回ありますので、各都道府県のホームページで確認しましょう。
また医療法人の設立には申請スケジュールがあり、短い期間でも半年かかりますし事前説明会に参加しなければいけない都道府県もありますので注意が必要です。
また、申請スケジュールや時期も大切ですが、医療法人を設立するには最低でも2年間は黒字経営していないといけませんし、だいたい1,000万円~2,000万円の出資金もなければいけません。
また様々な条件がありますので全てクリアしておくべきですね。
クリアできていれば設立できる時期を決めましょう。
まとめ
医療法人の設立は、都道府県によって異なりますが申請できる時期が決まっています。
必ず都道府県のホームページを確認し、申請スケジュール通りいくように計画しましょう。