医院開業の準備は最低でも1年前から必要と言われています。
そこで今回は、勤務しながら医院開業準備を行うポイントをご紹介します。
ポイントその1.まず、調査・分析を行う
クリニック開業を考えるようになったらまずは、自分の分析から始めます。
自分の強みや弱みからやりたいことできることなど自分について棚卸しをしましょう。
その後、自分の理想に近いクリニックを調べる、希望立地の相場や競合クリニック、見込み患者などの情報を集める、などを行っていきましょう。
まずは、インターネットや信頼できる友人からの情報などを集めて下準備を進めましょう。
ポイントその2.チームで行う
資金的な面からもクリニック開業の準備は、勤務しながら進めるのをおすすめします。
その場合は、一人では動ける時間や範囲など限界があります。
家族や友人だけでなく、コンサルタントや医療機器メーカーや薬剤ディーラーなど専門家の協力も必要です。
事前にチームを作り役割分担して開業準備を進めるとスムーズです。
ちなみに、コンサルタントの相場は、200〜300万円程度が一般的のようです。
医療機器メーカーや薬剤ディーラーは、開業後の契約によって無料での支援が可能な場合があります。
のちのトラブルを避けるためにも料金だけでなくやって欲しいことなど業務の詳細も含めて契約を結ぶのが大切です。
ポイントその3.計画を立てる
開業までは最低でも1年は必要といわれています。
特に資金調達に関しては、金融機関の審査や助成金の申請など書類を提出してから決定するまで時間がかかります。
また、開業してスムーズな経営をするためには、開業する時期や事前の告知など細かいところまで計画を立てたいです。
そのためには、カウントダウン方式で計画を立ててチェックできるような表を作るのがおすすめです。
勤務しながらですと日々の業務を優先してしまい、準備が滞ってしまう可能性もあります。
また、勤務先に迷惑をかけないためにも余裕を持った計画で進めるのが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、勤務しながら医院開業準備を行うポイントをご紹介しました。
日々の仕事量も多い勤務医をしながらの準備は、労力が必要です。
開業前は、決めることや書類の提出など想像以上にやることが多いです。
理想のクリニックについて熱く語り、周りの人たちが協力したくなるような姿勢を見せて多くの人に協力してもらいましょう。