医師独立の適正年齢に関する考察

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クリニックの独立開業を考えているドクターにとって、周囲のドクターが何歳くらいに独立したのかは非常に気になる情報でしょう。

できれば開業適齢期には独立開業を成し遂げたいところですね。

ここでは、クリニックの独立開業を目指すドクターのための「独立の適正年齢」について考えていきます。

 

開業の平均年齢は41.3歳

2009年に社団法人日本医師会が公表したデータによると、開業年齢の平均は41.3歳でした。

日本医師会では定期的にデータを集計して公表していますが、回を増すごとに開業年齢が上昇する傾向がみえます。

開業の平均年齢が上昇している理由は、一定期間のキャリアを積んでから開業するドクターが増加しているからだといわれています。

この41.3歳という開業年齢を、医師を除いた業種での開業年齢と比較すると、実は大差がありません。

日本政策金融公庫の調査によると、すべての業種・業態における独立開業の平均年齢は42.4歳となっています。

つまり、クリニック開業の平均年齢は、一般的なビジネスオーナーの開業年齢として平均的なものであると評価できます。

 

もっと若いうちに開業したい場合は?

同じく日本医師会のデータによると、開業後5年以内のドクターが掲げた開業動機の第1位は「理想の医療を追求するため」で全体の59%を占める結果となりました。

ドクターが若ければ若いほど、理想の医療を実現したいという思いは強く、開業への強力な推進剤となっているようです。

開業の平均年齢が41.3歳と聞けば、もっと若い30歳代のドクターにしてみれば「まだまだ適齢期ではない?」と思いとどまってしまうかもしれませんが、しかし理想の医療を実現したいという思いが強いからこそ、チャレンジ心も高まるはずです。

クリニック開業を実現するには、次の要素が求められます。

・適切な物件を見つけること

・資金調達に成功すること

・綿密な開業計画に沿って実行すること

ドクターの業務は非常に多忙です。

特に若いドクターは当直勤務や研究などに時間を取られてしまい、物件探しや金融機関との交渉、開業計画の策定などに割く時間が確保しにくいという現実があります。

適正年齢よりも若いうちにクリニック開業を成功させるには、開業コンサルタントなどのサポートを受けるべきでしょう。

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