地域密着の開業医が心がけるべきポイント3点

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国の方針で地域医療構想の完成に向けた取り組みがなされる中、地域密着型のクリニック開業という道を選ぶドクターが増えています。

同一地域に同じ診療科目のクリニックが開業することもあり、地域密着型のクリニックの生存競争は過激化しているといえるでしょう。

地域密着を方針に掲げたクリニックの開業医が、厳しい生存競争を生き抜くために心がけておくべきポイント3点を紹介します。

 

スタッフの質の向上・維持に努めること

地域密着型のクリニックは、いわゆる「町のお医者さん」です。

患者は周辺地域に住んでいる住人が多くなるため、ちょっとした接客態度や言葉遣いひとつでも悪い口コミが広まってしまうと、どんなにドクターが専門医療に精通していても「スタッフが不親切だから」と敬遠されてしまいます。

看護師、事務スタッフを含め、クリニック内の全スタッフの質を向上・維持させることは、町のお医者さんとして愛されるクリニックになるための必須項目です。

経営者であるドクターは、常にスタッフ教育に努めることを心がけましょう。

 

ドクター自身が周囲とのコミュニケーションを密にすること

地域密着型のクリニックを開業したドクターは、診療のみに集中しているわけにはいきません。

地域医療の中心となる大規模な病院や周辺クリニックのドクターともコミュニケーションを図り、地域医療全体の活性化と円滑化を目指す必要があります。

孤立無援のクリニックになってしまうと、緊急時の対応に遅れが生じてしまい、患者に大きな不利益を被らせてしまうおそれがあるため、気取らずに周囲とのコミュニケーションを深めていきましょう。

 

地域の医療ニーズに応えること

地域が抱える問題とドクターが目指している医療がマッチしていると、地域密着型のクリニックは成功しやすいといわれています。

たとえば、脳検査が可能な施設が大病院しかなく、検査予約さえ取れないような状況が続く地域では、病院と同等の検査機械を導入して検査を受けやすい環境を整備することで集患に成功している事例があります。

地域の医療ニーズは、ただ漫然と診療しているだけでは把握できません。

ドクター自身が患者の声にしっかりと耳を傾けることで「お困りごと」の情報が集まってくるのです。

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