動物病院を開業する際の土地選定について

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動物病院の開業においては、土地選定が非常に重要です。

ここでは、動物病院を開業する際の土地選定について、気を付けたいポイントを整理して紹介します。

 

動物病院を建築できない地域がある

動物病院の開業地を探しながら「よし、このエリアが良い!」と決めたとしても、法令の規制によって動物病院を建築できないエリアがあるので注意が必要です。

土地には『用途地域』という種別があり、この用途種別によっては動物病院の建築が規制されています。

動物病院を建築できないのは、第一種・第二種低層住宅専用地域、第一種中高層住宅専用地域、田園住宅地域、市街化調整区域に指定されているエリアです。

通常のクリニックなどであれば第一種低層住宅専用地域でも建築できますが、動物病院は不可となっていることは、知っておくべきでしょう。

 

駐車場の確保は優先度が高い

動物病院は、通常のクリニックと比べると車での来院率が高い場所です。

人間であれば、どんなに調子が悪くても自分の足で歩いてくることも、公共の乗り物を使って来院することもできます。

もし目の前に駐車場がなくても、周辺の有料駐車場を使って来院するくらいの工夫はするでしょう。

しかし、動物が不調となると、ペットオーナーが散歩がてらに歩いて来院するというわけにもいきません。

電車やタクシーを使うにしても、動物の種類や大きさなどによっては乗車拒否をされることもあるでしょう。

そう考えると、ほとんどの来院者が「車を使って来院する」と考えておくべきです。

動物病院の開業に向けた土地選定では、敷地内または隣接する土地などに十分な駐車スペースが確保できる土地を選ぶ必要があります。

 

直感だけではなく調査結果を重視する

動物病院の土地選定では、獣医師の「ここが良い」という直感は大切ですが、直感だけでなく事前の調査結果を重視する必要があります。

動物病院の開業経験が豊富なプロのコンサルタントによって診療調査を実施してもらい、競合する動物病院との位置関係や見込み客の数などを綿密に割り出した結果を基準にして開業地を決定するべきです。

獣医師に熱意があり、診療経験が豊富だったとしても、土地選定に失敗してしまうと来院者は伸び悩んでしまうでしょう。

土地選定で動物病院の開業の成否が決まってしまうくらいの強い意識を持っておきましょう。

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