開業医になるための準備はいつから行うべきか

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将来は開業医になりたいと考えているドクターは、いつから開業に向けた準備にとりかかるべきなのでしょうか?

ここでは「開業医になるための準備」について、経験やスキルの面と実際の開業準備の両面から見ていきましょう。

 

開業に向けた知識・スキルの習得は20歳代からスタートするべき

開業医として成功するためには、クリニック経営というひとつのビジネスを成功させることと同義です。

そして、クリニック経営を成功に導くための一要素として、他のクリニックとの差別化が挙げられます。

より専門性が高い知識・スキルを習得し、診療の特徴として活かすことで、あなたのクリニックはそのエリアで無二の存在となるのです。

専門性を高めることが開業準備だと考えれば、開業医を目指すための準備は20歳代後半には始まっているといえます。

専門性を高めると同時に、地域医療の窓口であるクリニックの立場としては、専門性を高めると同時に全般的な対応を求められることもあります。

総合診療科での経験が非常に有益なものとなるため、開業医を目指してキャリアを積む時間を考慮すれば、スタートは早いに越したことはないのです。

 

実際の開業準備は1年前から始めるべき

クリニックの開業には非常に時間がかかります。

ある日とつぜん「開業する」と思い立ったとしても、実際に開業が実現するのはどんなに早くても6ヶ月後でしょう。

現実的には1年程度の時間が必要で、1年から1年半くらいの準備期間がかかるものと考えて逆算しながら開業準備を進める必要があると心得ておくべきです。

クリニックの開業は、最初の段階でもっとも大きな山場を迎えます。

それが「融資の取り付け」です。

クリニック建設や医療機器の購入・レンタルなど、開業には多額の資金が必要となり、自己資金だけではまかなえません。

詳細な事業計画を策定して金融機関に融資を申し込みますが、スムーズにことが運んだとしても融資の実行には数ヶ月の時間が必要です。

融資が確約されれば物件工事の着工や賃貸借契約の締結となりますが、クリニックの建設から内外装の完成、医療機器の設置などを含めると6ヶ月はかかると考えておくべきでしょう。

残りの期間はスタッフの募集・選考や開業前の広告などに時間を費やすため、やはり短くても1年前から開業準備を始めるのが賢明だといえます。

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