2020年度以降の新規クリニック開業の注意点

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今、クリニックの新規開業が厳しいと言われています。それは、2020年度の新規開業クリニックに新しいルールが適応されたからです。そこで今回は、2020年度以降の新規クリニック開業の注意点についてご紹介します。

 

<「医師確保計画」と「外来医師多数区域」について>

医師偏在の解消の向けた、医師確保策の一つとして「医師確保計画」があります。「医師確保計画」は、2020年度から各都道府県にて作成します。内容には、以下の3つが盛り込まれます。

・医師確保に向けた方針

・医師確保の目標値

・具体的な医師確保策

これを元に各都道府県は、3年に1回見直しを行います。医師確保計画と同時に医師偏在対策として「外来医師多数区域」が設定されます。外来医師多数区域とは二次医療圏の地域のうち厚生労働省が定めた「外来医師偏在指標」から上位33.3%に該当する地域がこれに当たります。そして外来医療の偏在対策は、3つのステップで進められます。

1)外来医療機能の偏在等を可視化

2)新規開業クリニックへの情報提示

3)外来医療機能の偏在への具体的対応

 

<クリニックを開業する際の注意点について>

2020年度前と後で大きく違う点は、開業するエリアに多くのクリニックが存在する場合、どのようなクリニックでも「地域医療への貢献を求めらる」という点にご注意ください。具体的には、「外来医師多数区域」(二次医療圏単位)では、同区域でクリニック開業の届け出を行う時、新規クリニックは、届出書の中に在宅医療・初期救急医療(夜間・休日の診療など)と公衆衛生(学校医、産業医、予防接種など)地域に求められる役割を果たす旨を記載することが求められます。合意欄への記載がない場合には、行政が開催する協議の場への出席を求め、協議結果を公表する方針が示されました。

 

<まとめ>

いかがでしたか?今回は、2020年度以降の新規クリニック開業の注意点についてご紹介しました。厳しくなった のは、クリニックの多いエリアでのことです。新しいルールを踏まえて開業する場所は選びましょう。

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