病院の宣伝をするために、色々なところに広告を出すのは正しい戦略です。
電柱に貼り紙、駅の看板に出してもらう、ネットで広める、電話帳に載せてもらうなどなど、様々なところに広告を出すことができます。
しかし、ただ沢山お金を使って広告を出していくだけでは経営も悪化しかねません。
お金は最小限にかつより効率よく病院を沢山の人に認識してもらう必要があります。
今回は、有効な宣伝について考えていきましょう。
①患者の取り合いの中で競争していく
現在、病院の数は沢山あって、同じ地域の中でも複数の病院があるのが当たり前にになっています。
そして、景気は徐々に上向いてきたと言われていますが、依然給与への反映がされているとは、一部の人を除いては言い難い状況です。
そんな中で国民はなるべく病院にかからないようにしようと健康志向になります。
最近では健康寿命を伸ばそう、という風潮も広まってきているので、ますます患者が減っていきかねません。
そうなると、限られた患者を複数の病院で取り合うことになりますから、より一層広告宣伝に力を入れて患者を集めることは非常に重要なことなのです。
②むやみに広告を出さない
確かに宣伝は必要です。
しかし、あれもこれもと手を出していては、広告費だけで経営を圧迫してしまいます。
効果の高い広告だけに集中して費用を投じ、効率の良い宣伝をしていく必要があります。
最も費用の高いTVのCMは論外です。
CMは広い範囲で多くの人に見てもらう宣伝手法ですから、地域密着型の医院経営や病院経営には適しません。
地域の認識率を上げるには、医院の看板を目立つようにしたり、ホームページの充実を図ったり、新聞の折り込みチラシやタウンページなどで直接地域の住民に届けることが有効です。
③地域の認識率に最も効果があるのは折り込みチラシ
看板や電柱も効果はありますが、必ず見るわけではありません。
駅の中などは広告であふれかえっているのでわざわざ集中的に観察する人も少ないでしょう。
そうなると、その人が見る確率の高いものに広告を出した方が効率が良いです。
そこでおすすめなのが「折り込みチラシ」または「タウンページ」です。
折り込みチラシなら、何かお得な情報はないかと多くの人が目にすると思います。
加えて、何かあったときにタウンページで病院の番号を調べたりする人も多いでしょうから、そこに病院の宣伝をしておくと「ここにかけよう!」と思ってもらいやすいかもしれません。
また、若い人向けにはホームページの充実を図った方がより効率が良いかもしれません。
若い人はチラシやタウンページより、何かあったらスマートフォン!という人がとても多いので、そこにも力を入れるべきでしょう。