多忙な開業医はオンオフをしっかり切り替えて!

白衣を脱ぐ医師

日本医師会が開業医に対しておこなった調査では「勤務医時代と比べて開業後のほうがストレスが強い」と感じているドクターが5割程度という結果が出ました。

理想の医療を追求したいのに勤務先の制約によって実現しないというストレスから開放されたのに、なぜ勤務医時代よりもストレスが強くなるのでしょうか?

 

開業医はストレスを抱えやすい?

医師ストレス

開業医にとって最も大きなストレス要因は「診療面の業務負担」のようです。

勤務医時代と比較するとレセプトなどの書類作成やチェックに割かれる時間が増え、労働時間は勤務医時代よりも加重化する傾向があります。

また「管理面の業務負担」も大きいようです。

人事や機器管理など、これまでは事務方がしてくれていた業務が一挙にドクター1人の業務としてのし掛かってくるのですから、開業医の業務負担は想像を絶するでしょう。

さらに開業医には「経営面の負担」がのし掛かります。

開業のために金融機関から多額の借入をするので、返済は決して楽ではありません。

集患のための方策を考えるのもドクター自身です。

経営の成否はクリニックにとって死活問題ですから、経営面が苦しくなれば業務負担以上にドクターの精神的な負担が増します。

開業医になったからといってストレスから開放されるわけではない、別の大きなストレスを抱えることになる、ということを知っておくべきでしょう。

 

多忙な開業医は「オン・オフの切り替え」が重要

リラックス

ストレスを抱えやすい開業医。

心身ともに健康でないと、クリニックを健全に運営することはできません。

そこで、特に開業医のドクターに気をつけて頂きたいのが「オン・オフ」の切り替えです。

多忙を極める開業医の仕事ですから、業務時間中の『オン』と休暇時間の『オフ』のメリハリがないとストレスと業務負担に押し潰されてしまいます。

ドクターという仕事は、研修医時代から応召義務に対応するために「常にスイッチをオンにしておく」という体質を叩き込まれています。

しかし、この体質は勤務医時代のように「しっかりと診療をしてくれれば良い」という立場の話です。

業務負担に加えて精神的負担を重く抱える開業医が常にオンでは身が持ちません。

診療時間や時間外の事務作業を終えたら「自分が倒れてしまったら家族だけでなく患者が困る」と認識して自分の中のスイッチをオフに切り替えてゆっくり休養を取りましょう。

良質な睡眠と定期的な休暇によってしっかりとオフの時間を確保することが、開業医として成功する秘訣でしょう。

 

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