クリニック開業の際は助成金を活用しよう

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開業したばかりのクリニックは患者数が少なく経営に苦しむものです。

開業を検討しているドクターには、クリニックの安定したスタートダッシュを心強く支える助成金制度の活用をオススメします。

今回は、クリニック開業時にオススメの助成金制度をみていきましょう。

 

資金繰りの一つとして…助成金の活用

資金繰り

クリニックを開業したばかりの頃は、少なからず資金繰りに苦しむものです。

勤務医時代に貯蓄した自己資金の大部分を投資することになるし、金融機関への返済も多額になるので、開業当初は赤字運営でスタートすることも珍しくないようです。

このような苦しみを避けるためには、クリニックの開業にはある程度の余裕を持って臨みたいもの。

そこで、これからクリニックの開業を目指して準備をしているドクターにぜひ考えて頂きたいのが「助成金の活用」です。

助成金とは「労働環境の改善や従業員のスキルアップなどに尽力した会社が国からお金をもらえる制度」です。

金融機関の融資のように返済をする義務はないので、開業前から助成金の申請を視野に労働環境を整備していれば、クリニックの経営が安定するまでの間の心強い支えとなることは間違いありません。

 

クリニックが申請できる助成金とは?

白衣の男性

クリニックの経営の心強い味方となってくれる助成金をいくつか紹介しましょう。

まずは『トライアル雇用奨励金』です。

ハローワークを通じて原則3ヶ月の試用期間を経たうえで正規雇用するかを検討する制度で、40歳未満の若年者や母子家庭の母などを試験的に雇用すれば1人あたり4万円が最大3ヶ月分支給されます。

母子家庭の医療経験者であれば支給対象となるので、積極的に雇用したいですね。

 

次に、『受給資格者創業支援助成金』は非常に心強い助成金制度です。

法人の設立前に公共職業安定所に届け出をして、実際に3ヶ月以上事業を続けた法人に助成金が支給されます。

創業後3ヶ月以内に、スタッフ教育に支出した経費や労働環境改善のために支出した経費の3分の1(最大150万円)が支給されるので、オープニングスタッフに充実した教育を受けさせたり、安心して働ける環境を整備する助力となります。

 

スタッフの一部をパート従業員とする予定の場合は『均等待遇・正社員化推進奨励金』の受給も視野に入れましょう。

『パートタイム助成金』と呼ばれていた本制度は、パート従業員の処遇改善制度や正社員化制度を就業規則に盛り込んで実施すれば、実施項目ごとに40万円または60万円の助成金が支給されます。

 

このほかにも、キャリアアップ助成金、キャリア形成促進助成金、高齢者雇用安定助成金などクリニックの経営を支える様々な助成金制度が用意されています。

ただし助成金については、随時変更があるので、その時々によりどんなものがあるのか確認が必要です。

事前準備が必要な助成金が多いので、しっかりと情報収集して助成金制度を活用し、安定したスタートダッシュ計画を立てましょう。

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