医療法人設立の要件とは?

考える医師

医療法人を作る際にどのような必要な要件(条件)があるのかご存じでしょうか?

この要件を満たさないと医療法人を作ろうと努力してきても設立できなくなってしまいますのでしっかり確認しておきましょう。

今回は、医療法人設立の必須要件をご紹介します。

 

人的要件

医師と理事と監査役

 

   ■人に関する医療法人を作るときの要件は、まず資格を持った医師あるいは歯科医師が理事長となることです。

   ■理事長にプラスして他に2名理事が必要です。

   医療機関を管理する人は理事として参加することが必要となります。

またこの3名とは別に、理事の経営について監視や監督をする立場の監事が1名以上必要です。

この監事は監視業務を専任で行うため、理事就任予定者やその医療機関の職員が兼任することが出来ません。

 

資産要件

確定申告書

医療法人は公益の意味があるものとみなされるために、設立した後に事業がきちんと確実に行われると認められないと設立は認められません。

そのために設立した後2か月分の運転資金と医療用資産を確保していることをきちんと示すことが求められています。

この運転資金は現金か預金での確保が必要です。

治療に必要とされる設備もきちんと確保しなければなりません

またほとんどの都道府県での審査では、設立前の過去2年間以上にさかのぼってどのような運営がなされていたのか確定申告書で審査されます。

 

施設・設備要件

不動産登記書

医療法人を設立する為には、一カ所以上の病院や診療所を確実に確保していることが必要です。

所有されているものであれば登記事項証明書、借りた物件の場合は賃貸借契約書が必要です。

新しく建設中という場合は認可のおりる日までに完成することを証明できるものが必要となりますので要注意です。

 

その他医療法人としての名前も必要です。

当然のことですが既存の法人名は使えませんし、誇大広告とみなされるものも法人名とは認められませんので、考える時にしっかりチェックが必要です。

 

おわりに

医療法人を設立するには信頼のおける人脈・お金・場所・そして健全な経営を行ってきた証明など必要なことが沢山あります。

医療法人設立の際には必要なものをひとつひとつ着実に確保していきましょう。

 

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