憧れのクリニック開業まであと少しという時に開業前のお披露目として流行っているのがクリニック開業時の内覧会です。
内覧会にはどんな意味があるのか?開業前に本当に必要なのか?について見ていきます。
クリニック開業時の内覧会とは?
内覧会とはクリニックを開業する時のお披露目パーティー及びプロモーションのような役割を果たすものです。
近所の方々はあそこにクリニックが出来ると思っていても、普通のお店とは違い、そもそも用がなければ行くこともないですよね。
クリニックの中に入らなければクリニックの様子も体感できないので、いきなり新しいクリニックに行くことは難しいと思われます。
そこで活用したいのが内覧会です。
あらかじめポスティングやポスターなどで内覧会を告知して、何かイベントを行い、粗品のような手土産をお渡しするようにすれば、ご近所の方もちょっと行ってみようかと思ってくださるでしょう。
内覧会に来てくださった方がクリニックに対して親しみやすさや良いイメージを持ってくだされば、必要な状態になった際にあのクリニックに行ってみよう!と思ってくれるでしょう。
診療以外で一度来てもらうことは通常はなく、プロモーションとしてもとてもいいチャンスなので、内覧会は必要だと考えられます。
内覧会で気をつけたいこと
初めての場所では第一印象はとても大切なものです。
新しいクリニックでは清潔感はもちろん、入り口やインテリアに親しみやすさを取り入れること、受け付けの人の対応や笑顔を徹底すること、トイレや水回りの掃除も徹底することが大事です。
また医師が質問コーナーなどを設けるなどして、来てくださった方に良さそうな先生だと感じてもらうこともとても大切なので、きちんと人柄をアピールできるようにしましょう。
その時に、患者様の意見にもしっかり耳を傾けましょう。
中には他の医院での不満があったり、もっとこうしてほしい等の要望が隠れていたりします。
そのような内容に耳を傾け、患者様に寄り添う姿勢を見せることで患者様を獲得することができるかもしれません。
内覧会で良いイメージが出来れば、本人や周りの人が口コミによって来院してくださるきっかけになるものです。
開業直後の閑散とした感じを避けるためにも本気で内覧会の成果を上げるように準備をするようにしたいものです。
おわりに
クリニックに内覧会はやはり必要だという事が解りました。
医者も接客業であるともいえるので、大変ですが患者との関係を築き始める為にも、内覧会を行って順調な経営につなげていきましょう。