開業を決めたら、いつ開業するか時期や日にちなど悩みますよね。
でも実はベストなタイミングがあるのをご存知でしょうか。
出来るなら需要期に合わせて開業するべき!その根拠について徹底的に調べてみました。
開業は春と秋に集中する
開業するタイミングは、みなさん違うのですが、実は春先や秋口に開業しているクリニックが多いと思いませんか?
様々なタイミングから決めたことでしょうが、病院の場合は季節だけが開業のタイミングではないのです。
クリニックって常に忙しいわけではないですよね。
例えば内科なら風邪などが流行る秋から冬の時期が一番忙しく、皮膚科なら虫に刺されたり皮膚がかぶれる梅雨時期から夏あたりがとても忙しいのです。
このように一部需要が関係ないものもありますが、ほとんどの場合需要期がありますので、このタイミングに合わせて開業することが一番ベストなのです。
なぜ需要期に開業するの?メリットは?
需要期に開業するメリットはまず知名度が上がりやすい傾向にある点が挙げられます。
例えばインフルエンザ流行前の10月にオープンさせます。
するとインフルエンザワクチン接種開始月でもあり、風邪などの症状の患者が増える時期でもあるので、新しくオープンした病院に行こうとなるのです。
その他にも需要期に開業すると患者さんが来院しやすいことや初診の患者が多いことから、開業したばかりでも資金繰りに余裕ができるようになったり、需要期に開業して患者が多いので職員や近所の人に良いイメージを持たれやすいメリットもありますね。
開業時のイメージも運転資金の余裕も需要期が一番安心できると言えますね。
需要期は大切だがこだわりすぎはNG
需要期に開業することで資金面も気持ちも余裕ができ、安心して仕事に専念することができますが、あまりこだわりすぎるのもNGなのです。
開業までには場所や調査、資金調達、従業員確保などとにかくやらなければいけないことがたくさんありますよね。
そこで慌てて需要期に開業させると、準備が不十分だったり、手配ミスなどのトラブルがあることも!
気持ちに余裕をもって計画的に需要期に合わせた開業を目指しましょう。
まとめ
開業する時期は長い目で見てもとても重要で、需要期に合わせて患者を確保して余裕を持った経営を目指したいですね。
いつ開業させるかを決めたら、とにかく慌てず計画的に余裕をもって開業させましょう。