開業を考えたとき、一緒に考えておきたいのは開業してからのもしもの事。
そんなリスクに備えるための保険と言えば「企業保険」です。
万一の自身のことや経営リスクに備えて、しっかりと考えておかなければいけませんよね。
開業してからではばたばた忙しくゆっくり考えることが出来ないかもしれないので、この機会に考えてみましょう。
医院開業するなら自身と経営リスクを考えよう
開業して経営者になるのなら、必ず知っておかなければいけないのが企業保険。
いくら最新の注意を払っても自身の病気やケガ、そして賠償問題などが起こる場合があり、もしもにのための備えである保険はきちんと加入しておきたいですよね。
特に医師は賠償となると金額も大きく、自身のことで医院を休業しても患者が離れていきますし従業員がいればなおさら大変な状況になるのは目に見えて分かるでしょう。
企業保険って何?
企業保険とは、主に3種類あります。
一つは「生命保険」。
そしてもう一つは「損害保険」、そして「所得補償保険」があります。
損害保険は、患者など他人に損害を与えてしまったとき、治験などで健康被害を与えてしまったときなどの賠償責任に使える保険です。
そして自身の病気やケガに備える医療保険や生命保険。
最後に生命保険や医療保険では賄えない所得補償保険です。
医療や生命などの保険は開業するにあたり見直すことも多いのですが、忘れがちなのは損害保険です。
医療での賠償責任はとても大きく、廃業になってしまう可能性さえあります。
これはどんなに腕に自信がある医師でも、ほんのわずかな過失でもとんでもない損害を与えてしまうからです。
自分の医院のためにも、そして患者さんのためにもきちんと加入しておくべきでしょう。
もしもに備えるならプロに相談しよう!
企業保険と言っても、勤務医の時とは違うのでどんな保険にすべきか、どのくらいの保証が必要なのかとても難しいですよね。
そこで保険全般の保証、経営に必要なお金についてのプロ「ファイナンシャルプランナー」に相談するのが一番です。
保険のプロだけではなくお金について詳しくなければいけない理由は、無理な保険や無駄な保険に入ると経営が厳しくなる恐れがあるからです。
必要のない保険や手圧すぎる保険は必要ありませんし、ファイナンシャルプランナーは事業企画や資金繰りを元に払い続けれる最適な保険を提案できますし、たくさんの保険の中から最も合ったものを選ぶことが出来るので、自身で調べるよりも確実なのです。
まとめ
開業するうえで企業保険はとっても大切な保障です。
ですが、どんなものでも良いわけではなく、自身の医院に合った最適な保険を選ばなければいけません。
「大丈夫」と思うより「自身や患者、従業員のため」そう思って検討しておきましょう。