最近、美容クリニックをはじめ歯科院や眼科など病院や医療施設、保険適用外診療でクレジットカード決済を導入するクリニックが増えているのをご存じでしょうか?
医療費が高額なインプラントやレーシックなどの専門クリニックもクレジットカード決済システムは有効といわれています。
そこで今回は、保険適用外診療で使用するクリニック向けクレジット決済システムについてご紹介します。
クレジットカード決済、導入までの流れ
クレジットカード決済システムを導入するまでの流れは以下の通りです。
クレジットカード決済システム申込から設置までは約1カ月くらいです。
また、CAT端末は、一般的には無料で貸し出すケースが多いようです。
【導入の流れ】
- クリニックの情報をカード会社に紹介し、審査を行います。審査には営業許可証が必要です。
- 審査を通過してはじめてカード決済システムの申し込みが可能です。申込書類を確認した後にステッカーや伝票などの用度品がカード会社から送られてきます。
- クレジットカード端末を設置したら決済開始です。クレジットカード端末の設置は、専門の会社が行うので設置日の調整が必要です。
手数料やコストについて
クレジットカード決済システムを利用する場合は、使用手数料がかかります。
クリニックの場合は、2〜3.5%くらいが一般的のようです。
一般的に初期費用や月額使用料、CAT端末機の費用は無料のケースが多いので導入するクリニックも増えているようです。
クレジットカード決済システムを導入するメリット・デメリット
保険適用外診療でクレジットカード決済システムを導入する最大のメリットは、患者さんにとって利便性が良いことです。
たとえば、訪日外国人の旅行者がクリニックへ行き手持ちの現金がなく支払いができないという未回収のリスクが減ります。
その一方でクレジットカード決済の場合、振込みの際に手数料が差し引かれる、振り込まれるまでに日にちがかかるなどのリスクがあります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、保険適用外診療で使用するクレジットカード決済システムの有効についてご紹介しました。
クレジットカード決済システムの導入は、患者の集客をアップするのに有効であることは明確です。
ですが、資金繰りがしっかり回っていること導入するとき検討材料といえるでしょう。